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従来モデルより大幅なサイズダウンが図られた新型「ロードスター」。フロントオーバーハングを切り詰めるため、コンパクトなLEDヘッドランプを採用している。
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リアまわりでは、オーバーハングのコーナー部やフェンダー上部を絞り込むことで、力強い台形のフォルムを実現した。
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運転席まわりは、ドライバーを中心に主要コンポーネンツを左右対称に配置したデザインとなっている。
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シートについては、乗車スペースのフロア形状を見直すことで、従来モデルより低く、中央に寄せて配置。乗員のヒップポイントは20mm低められた。
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タイヤサイズは前後共通で195/50R16。軽量化のため、2代目までと同じく4本ボルトのハブを採用している。
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センターコンソールに備わる収納スペース。これまでのモデルでは、ここにトランクオープナーとフューエルリッドオープナーが備わっていた。
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エンジンは「アクセラ」用の1.5リッター直4をベースにしたものだが、シリンダーブロックや、アルミ製のシリンダーヘッド、鍛造のクランクシャフトなど、ほとんどの部品が専用設計となっている。
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パワーステアリングには油圧に代えて電動を採用。ステアリングラックを直接モーターアシストするデュアルピニオン式とすることで、軽快で自然な操舵感と、ダイレクトな路面からのフィードバックを実現している。
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新型「ロードスター」のために新開発された6段MT。従来モデルのものより約7kgの軽量化を実現している。
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6段ATのシフトセレクター。手前に写るカップホルダーは脱着式で、助手席に人が座る場合はほかの場所に移せる。
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メーターは速度計とエンジン回転計、インフォメーションディスプレイを備えた3眼式。デジタル表示の水温計はスポーツ走行時に温度が確認しやすいよう、100度以上の高温領域を広く表示するデザインとなっている。
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車内にはソフトトップをバネで跳ね上げさせるレバーを装備。小柄な人でも簡単にルーフの開閉が可能となった。
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足まわりの仕様は基本的に全グレード共通。「Sスペシャルパッケージ」「Sレザーパッケージ」のMT車のみ、リアスタビライザーとLSDが装備される。
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荷室の容量は、従来モデルの150リッターから130リッターにダウン。深底部分の前後長を延ばすなど、形状を工夫することで実用性を高めているという。
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新型「ロードスター」の発売時期は、2015年6月の予定。
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マツダ・ロードスターSスペシャルパッケージ(6MT)
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マツダ・ロードスターSスペシャルパッケージ(6AT)
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