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今回、金谷氏が試乗したのは「ボルボV40 D4 SE」。メモリー機能付き運転席パワーシートやシフトパドルなどを備えた「V40」の上級グレードにあたる。
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「V40 D4 SE」のインストゥルメントパネルまわり。内外装とも、従来のガソリン車からの大きな変更点はない。
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デジタル表示の単眼式メーター。かつてのディーゼル車にあったような、グロープラグのインジケーターは見当たらない。
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<プロフィール> 1990年、東北大学大学院理学研究科博士課程を修了後、(株)富士総合研究所に入社。主事研究員を務めた後、慶應義塾大学大学院政策メディア研究科教授などを経て、2012年4月に慶應義塾大学SFC研究所上席所員に就任。2012年5月から、東京工業大学ソリューション研究機構の特任教授を務めている。
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「V40」のディーゼルモデルは、JC08モード計測で20.0km/リッターという燃費を実現している。
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最高出力190ps、最大トルク40.8kgmを発生する2リッター直4直噴ディーゼルターボエンジン。
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「V40 D4 SE」の給油口。窒素酸化物(NOx)の後処理には、NOxを集めて定期的に酸化、無害化する「LNT(Lean NOx Trap)」を採用しているので、他メーカーのディーゼル車に見られるような、尿素水溶液の補充は必要ない。
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事務所でインタビューを受ける金谷氏。将来の日本のモビリティーについて、「ガソリン車やディーゼル車、天然ガス車、ハイブリッド車、燃料電池車と、さまざまな動力源をもつ自動車が“適材適所”で使われることが望ましい」と語った。
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「V40 D4 SE」のインテリア。写真の本革シートは有償のメーカーオプションとなる。
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6:4分割可倒式のリアシート。
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2015年7月に行われた、ボルボのクリーンディーゼル車の発表会の様子。会場には5車種のクリーンディーゼルモデルが展示された。
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発表会の会場に展示されていた2リッター直4ディーゼルエンジンの模型。今回日本に導入された仕様に加え、本国ではより高出力な仕様も用意されている。
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ボルボのディーゼルエンジンには、燃料ポンプやインジェクターなどにデンソーの部品が採用されている。
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「V40 D4 SE」のハンドルを握る金谷氏。さらなるディーゼル車の普及のためには、より選択肢が増えることが重要であると述べた。
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