吉田由美の新型アストン「シグネット」試乗会@香港
2011.10.29 画像・写真超コンパクトなアストン・マーティン「シグネット」が誕生! 香港で開催された試乗会に、カーライフエッセイストの吉田由美も参加、最新型アストンの仕上がりを、早速試してみました。(文と写真=吉田由美)

今回、アストン・マーティン初のコンパクトカー「シグネット」が香港と日本で発売されるにあたって、香港で試乗会が開催されました。香港――行くのは4度目くらい(?)ですが、クルマを運転するのは初めて。渋滞が激しい都市なのでドキドキです。
ちなみに、中国本土では特別な運転免許証が必要なようですが、香港では(今回は?)国際運転免許証でオーケーでした。
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今回、アストン・マーティン初のコンパクトカー「シグネット」が香港と日本で発売されるにあたって、香港で試乗会が開催されました。香港――行くのは4度目くらい(?)ですが、クルマを運転するのは初めて。渋滞が激しい都市なのでドキドキです。 ちなみに、中国本土では特別な運転免許証が必要なようですが、香港では(今回は?)国際運転免許証でオーケーでした。
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試乗会に参加するメンバーの中で、私とモータージャーナリストの川端由美ちゃんは(この後、ローマで他の国際試乗会へ参加するため)成田からの香港入りです。でも二人とも名前が……微妙に違うような……(笑)。
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宿泊&試乗会のベースになっているホテルは、いま香港で最も話題のデザイナーズ「ザ・アッパーハウス」。香港島サイドの高台にあり、全室68平方メートル以上。バスルームはガラス張りで、28平方メートル以上もあるとか!? 客室は全室40階以上なので、景色も抜群です! でも外からも丸見えなので、入浴のときには扉を閉めることをおすすめします。
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ホテルのエントランスに並べられていた「アストン・マーティン シグネット」。今回シグネットは6台用意されていました。落ち着いたボディカラーが多かったので、こういう色が香港ではやりなのか聞いてみたところ、「たまたま」だそうです。
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そのうちの1台、艶消しブラックのシグネットは展示用。こちらには試乗できず、5台が試乗車です。艶消しは見た目がカッコイイけど、少しボディーに触っただけでも手の脂が! お手入れ大変そう……。
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試乗に際して、私たちには“ミッション”(!)が与えられました。アストンといえば「007」のイメージですから!? それは、「ポラロイドカメラで写真を撮ってくること」。二人一組で試乗するのですが、それぞれのチームには1台ずつポラロイドカメラが渡されました。撮った写真は、このアルバムに貼るらしい。がんばります!
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車両の説明をしているのは、アストン・マーティンのデザイナー、マレック・ライヒマン氏。ライヒマン氏は、アストン・マーティンが77台限定で発売したスーパースポーツ「One-77」の担当デザイナーでもあります。この日のファツションはかなりカジュアルですが、シャツの襟や袖など、ディテールにはこだわっている様子。さすが、デザイナー! 実物はもっとイケメンです。
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グローブボックスはレザーのバッグ型。取り外しもできそうなので、チャレンジしてはみましたが……うまく外れず(笑)。しかし、レザーの質の高さは、さすがアストン・マーティン・クオリティー!
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シグネットのリアビュー。LEDのテールランプは、シグネット(Cygnet)の「C」をモチーフにしているそうです。
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カーナビを頼りに目的地へ向かっている途中、カーナビが固まって、道に迷ってしまいました。が、これが不幸中の幸い(!?)、コースには無かった香港で唯一となる「アストン・マーティン香港」のショールームに遭遇! もちろんミッション用の撮影です。この後、中からショールームの方が出てきて……驚いてました(笑)。
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試乗車のエンジンは、1.3リッター4気筒のDOHC16バルブユニット。今回の試乗コースには高速走行の設定はありませんでしたが、最高速は170km/hとのこと。最高出力98ps、最高トルク12.7kgm。香港は急な坂道が多いのですが、ストレスなくドライブできます。
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ランチの場所は香港島の山を越えた裏側に位置する高級リゾート、レパルス・ベイにあるレストラン「スパイス」。ザ・アッパー・ホテルからはもっと近いようですが、カーナビにあらかじめ入力されていたコースを走ると1時間ちょっとのドライブになりました。
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レパルス・ベイの時計は「ロンジン」。さすが香港です! それにしても香港は高級車がやたらと多い場所です。
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ランチはタイフード。レストラン「スパイス」では、カーナビが固まって動かなくなってしまった時にアストン・マーティンディーラーの前で会ったご夫婦に偶然再会。旦那さまが「ヴィラージュ」の購入を希望していて、見に行ったところだったとか。それにしても香港でのお食事は、どれもおいしい〜! 香港へは今度、ゆっくりとプライベートで来たいですね。
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レパルス・ベイの風景。ここは景色が美しく、レストランのほかにホテルなどもあるロケーション。結婚式などが行われているようです。この日もウェディングドレス姿の花嫁さんを目撃!
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シフトレバーにもアストン・マーティンのマーク! シグネットはご存じの通り「トヨタiQ」がベースになっていますが、シフトレバー周辺は専用デザインだそうです。ディテールのこだわりが、アストンファンにはたまらない!?
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試乗コースはホテルをスタートし、香港の街中で渋滞の中をあえて走り、その後に山を越えるワインディングコース。でもせっかくなので、香港っぽい(?)場所でも撮影。
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私が試乗したクルマの赤いシートは、黒いカメの甲羅のような(?)デザインとのコンビネーション。白のステッチも利いています。
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こちらがミッション用に渡されたポラロイドカメラ。意外に大きい〜(驚)。
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アストン・マーティン香港ショールーム前でのポラロイド写真はこんな感じ。これは試乗後、ベージュの本革のノートにおさめられました! ノートは、次にシグネットの試乗会が開催される場所に持って行かれるそうです。……他の国のプレスやジャーナリストに見られちゃうんですね(笑)。