-
1/9F1第21戦アブダビGPを2位で終え、初のワールドチャンピオンに輝いたメルセデスのニコ・ロズベルグ(中央)。このレースを制したロズベルグのチームメイト、ルイス・ハミルトン(右奥)は、5点差で3連覇ならず。(Photo=Mercedes)
-
2/9今季12回目のポールポジションからスタートしたハミルトン、予選2位のロズベルグが順当な滑り出しで1-2をキープ。(Photo=Red Bull Racing)
-
3/9「チャンピオンシップではなく、1レース1レースに集中するというアプローチで今シーズンを戦った」というロズベルグが、GP11シーズン目にして悲願の初タイトルを獲得。元祖“フライング・フィン”の父ケケ・ロズベルグは1982年シーズンをウィリアムズ・フォードで戦い、わずか1勝で年間王者に輝いたが、34年後、息子ニコは年間9勝で頂点を極めた。親子チャンピオンは、グラハム・ヒル(1962年、1968年)とデーモン・ヒル(1996年)に次ぐ2組目となる。タイトル決定戦となった今回、2位走行中のレース終盤に意図的に遅く走るトップのハミルトンに苦しめられるもその座を守りきりゴール。レース後、ハミルトンの作戦を非難せず、「チームとルイス、それぞれの立場も理解できる」と大人の対応を見せた。(Photo=Mercedes)
-
4/9自力でタイトルを獲得できないハミルトンは、トップ走行中にペースを落とし、2位を走るロズベルグと、ライバルチームのセバスチャン・ベッテル、マックス・フェルスタッペンを競わせようとする“奇策”に出た。結果ロズベルグが2位を守り通したが、チームからは「ペースを上げろ」と強く命令されるなど緊迫した空気が伝わってきた。レース後には「危険でもアンフェアでもなかった」と自らの作戦の正当性を主張していたが、場合によってはさらに後味の悪いエンディングの可能性もあったはず。問題の火種になりかねない、元王者の「最後のあがき」だった。(Photo=Mercedes)
-
5/9昨季3勝のフェラーリは2016年シーズンを未勝利で終わり、コンストラクターズランキングではメルセデス、レッドブルに次ぐ3位だった。今季後半戦はレッドブルの攻勢にあい表彰台からも遠ざかることが多かったが、最終戦ではセバスチャン・ベッテルが3位でゴールし、来季にかすかな希望を抱かせた。(Photo=Ferrari)
-
6/93年目のメルセデス独走シーズンにあって、フェラーリとの第2勢力争いを制したのがレッドブル。第5戦スペインGPでは不振のダニール・クビアトに代えてマックス・フェルスタッペン(写真)を起用、この最年少ドライバーがいきなり優勝をさらい、注目を集めた。シーズン後半にもダニエル・リカルドがマレーシアGPで勝利、チームはポディウムの常連となり、結果フェラーリからコンストラクターズランキング2位の座を奪った。最終戦では、予選でリカルド3位、フェルスタッペン6位。レースではスタートでスピン、最後尾に落ちたフェルスタッペンが4位まで挽回、リカルドは5位でチェッカードフラッグを受けた。(Photo=Red Bull Racing)
-
7/9フェリッペ・マッサ(写真)にとってはF1キャリアを締めくくる重要な一戦。予選では僚友バルテリ・ボッタスがQ2止まりとなる一方でQ3進出を果たし10番グリッドを獲得。決勝では見事9位入賞で花道を飾った。2002年にザウバーでGPデビュー、フェラーリ、ウィリアムズと渡り歩いたベテランのブラジリアンは、出走250回で優勝11回、ポールポジション16回を記録。2008年最終戦ブラジルGPではあと一歩のところでタイトルを逃した。記録以上に、その気さくなキャラクターからパドックの皆に愛されていた。(Photo=Williams)
-
8/91980年末からチームを率いてきたロン・デニスが組織内紛で会長兼CEOの座を追われたマクラーレン。ホンダとのパートナーシップ復活から2年目の今年、コンストラクターズランキング6位(76点)という戦績を残したかつてのチャンピオンチームは、トップチーム返り咲きに向けて必死にもがいているかに見える。最終戦はフェルナンド・アロンソ(写真)が予選9位から10位入賞で1点を加算。着実にポイントを稼げるところまできているだけに、来季への期待が高まる。(Photo=McLaren)
-
9/9来季の休養と2018年の復帰を匂わせるオプション契約を結んでいたジェンソン・バトン(写真)は「これが最後のレースになると思う」と事実上の引退宣言。2009年にチャンピオンとなったブラウンGP仕様のヘルメットで最終戦に向かったが、予選12位から上位を目指すも、たった12周でメカニカルトラブルによるリタイアという、残念な最後となった。2000年のGPデビューから17シーズンで305戦出走、チャンピオン1回、優勝15回、ポールポジション8回。天候不良で大荒れとなった2011年カナダGPなど難しいコンディションで強さを発揮するドライバー。タイトルを取った2009年はホンダのワークス活動撤退直後の混乱の中でシーズン前半に6勝しそのリードを守り切った。速くかつスムーズなドライビングには定評があり、また日本通としても知られていた。(Photo=McLaren)

bg
自動車ニュースの新着記事
-
アウディがシステム最高出力1001PSのハイブリッドスーパーカー「ヌヴォラーリ」を発表NEW 2026.6.5 独アウディは2026年6月4日(現地時間)、高性能ハイブリッドパワートレインを搭載したスーパーカー「Nuvolari(ヌヴォラーリ)」を発表した。世界限定499台が生産され、2027年前半から納車が開始される予定。
-
「ボルボXC60」に2つの新グレード登場 限定車にも注目 2026.6.4 ボルボ・カー・ジャパンは2026年6月4日、「ボルボXC60」のモデルラインナップを一部変更するとともに特別仕様車「プラスB5 AWDセレクション」を設定し、販売を開始した。
-
ルノーがグレーの「グランカングー クルール」導入を予告 2026.6.4 ルノー・ジャポンは2026年6月4日、特別仕様車「グランカングー クルール」を新たに50台の台数限定で導入し、その発売に関する情報を同年6月中に公表すると発表した。
-
「MINIカントリーマンE」「MINIカントリーマンSE ALL4」の一充電走行距離がアップ 2026.6.4 BMWジャパンは2026年5月28日、MINIブランドの電動コンパクトSUV「カントリーマンE」および「カントリーマンSE ALL4」の仕様変更を実施し、同日、販売を開始した。両モデルとも一充電走行距離がアップしている。
-
BMWのフル電動SUV「iX1」「iX2」の一充電走行距離がアップ 2026.6.4 BMWジャパンは2026年5月26日、BMWの電気自動車「iX1」「iX2」について、両モデルの一充電走行距離(WLTCモード)がアップしたと発表した。
新着記事
-
NEW
あの多田哲哉の自動車放談――三菱デリカミニTプレミアム DELIMARUパッケージ編
2026.6.5webCG Movies三菱の軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」が多くの人に支持される理由は、個性的なルックスだけなのか? トヨタでさまざまなクルマを開発してきた多田哲哉さんが、人気の秘密に迫る。 -
NEW
ホンダ・インサイト(FWD)【試乗記】
2026.6.5試乗記「ホンダ・インサイト」が電気自動車(BEV)として復活! ……というよりは中国工場製BEVにその名が与えられて日本にやってきた。さまざまな事情により、国内で販売されるのはわずか3000台のみ。日本人は“限定”に弱いとされるが、果たしてこの場合はどうか。 -
NEW
KTM 990 RC R(6MT)
2026.6.5JAIA輸入二輪車試乗会2026今年も開催された「JAIA輸入二輪車試乗会」より、魅惑のバイクを一挙紹介! 先陣を切るのは、この4月に発売されたばかりの「KTM 990 RC R」だ。オーストリアの雄が放つ最新鋭のスーパースポーツは、意外や“速さ”以外にも見どころの多い一台だった。 -
NEW
空冷の「スポーツスター」が復活!? ハーレーダビッドソンの定番商品はどんなバイクとなるのか
2026.6.5デイリーコラムハーレーダビッドソンが、一度は廃止した空冷の「スポーツスター」の復活を発表! 伝統の一台はなぜ絶版の憂き目にあい、そしてよみがえることとなったのか? ファンに愛される定番車種を刷新する難しさと、新型に課せられた使命、そして課題を考察した。 -
第290回:商用バンで砂漠を行く親子が向かうのは天国か地獄か 『シラート』
2026.6.4読んでますカー、観てますカー失踪した娘を探して親子はモロッコの砂漠へ。砂漠で開催されていたレイブパーティーが最高潮に達した頃、軍隊がやってきて中止させられる。親子が乗るFFの商用バンは次のパーティー会場にたどり着けるのか……。 -
ホンダCR-V e:HEV RSブラックエディション(前編)
2026.6.4あの多田哲哉の自動車放談ひさびさに日本市場に戻ってきた、ホンダを代表するSUV「CR-V」。最新世代の仕上がりを、トヨタの車両開発者だった多田哲哉さんはどう評価する? まずは、ワインディングロードを走らせた第一印象から。
注目の記事
-
最新のランボルギーニを九州でドライブ。45組90名に贈られる無料招待制の特別ツアーとは? 特集 -
クルマ好きなら試してみたい旬のタイヤとアクセサリー。webCGのイチオシはこれだ! 特集 -
品質の高さと確かな保証でカーライフに寄り添う「レクサス認定中古車CPO」。その魅力を探る。 特集
キャンペーン・お得な情報
週間アクセスランキング自動車ニュース
-
NEW
スバルが「レヴォーグ レイバック」にハイブリッドモデルを設定 独自のボディーサイズでスポーティーさを追求 2026.6.4 自動車ニュース -
三菱自動車が新たな中長期戦略を発表 新型「パジェロ」をシリーズ化し小型版も導入 2026.5.29 自動車ニュース -
限界領域での走りのよさを追求 トヨタが高性能ハッチバック「GRMNカローラ」を発表 2026.6.2 自動車ニュース -
「MINIポール・スミスエディション」ガソリンエンジン搭載モデルの受注がスタート 2026.5.29 自動車ニュース -
ケータハムが専用チューンの限定車「セブン340 NÜRBURGRING EDITION(ニュルブルクリンクエディション)」を発売 2026.5.29 自動車ニュース