-
1/7F1第15戦シンガポールGPを制したメルセデスのルイス・ハミルトン(写真)。予選では、昨年のポールタイムより3秒以上速いスーパーラップを決め、「生涯で最も完璧なラップ」と語り、レースではスタートでトップを守ると、盤石の走りで今シーズン7勝目を飾ることとなった。これでランキング2位のセバスチャン・ベッテルとのポイント差を40点に拡大。大量リードを持って残り6戦に臨むこととなった。(Photo=Mercedes)
-
2/7この週末、ルノーのパワーユニットの不調に悩まされたレッドブルのマックス・フェルスタッペン(写真)。予選ではトラブルを避けるためデチューンして臨んだのだが、気迫のこもった走りで、ポールシッターのハミルトンに0.3秒差まで詰め寄る2番手を獲得。「キャリア最高の予選だった」と振り返っていた。レースでは、オープニングラップでベッテルに抜かれ3位に落ちるも、ピットストップのタイミングで2位の座を奪還。そのままの順位でチェッカードフラッグを受け、今季6回目の表彰台にのぼった。(Photo=Red Bull Racing)
-
3/7フェラーリとベッテル(写真中央)にとっての最良の瞬間は、フェルスタッペン(同右)をオーバーテイクし2位に躍り出たオープニングラップ。その後は、ピットストップで2位の座をフェルスタッペンに奪われ、タイヤ選択を誤り優勝争いに絡めず、結局予選順位と同じ3位でゴールした。ドイツGPでの自滅、イタリアGPでの不用意なライン取りによるハミルトンとの接触など、重要な局面での取りこぼしが多いことを意識してか、シンガポールGPを前にして「最大の敵は自分自身」と語っていたベッテル。しかしドライバーのみならず、チームにも改めるべき点があることが明白となったレースだった。残り6戦、ハミルトンにつけられた40点もの差をどうやって切り崩していけるか。挑戦者に後はなくなりつつある。(Photo=Ferrari)
-
4/7今季限りでフェラーリを離れることが決まったキミ・ライコネン(写真)。政治的なことに関心がなく、言葉もあまり発せずクールで素っ気ない「アイスマン」の異名を持つ反面、時折無線から聞こえてくる歯に衣(きぬ)着せぬ発言など人間的な魅力もあり、その人気はF1随一。前戦イタリアGPではキャリア通算100回目の表彰台にのぼるなどいつも上位には顔を出してくるが、フェラーリ復帰後の5年間は未勝利と、元チャンピオンにしては近年の戦績がいまひとつだったことも事実だった。2019年から2年間は、2001年にGPデビューしたザウバーでレースに臨むことになるが、現役最年長の彼はキャリア終盤をどのように戦うのか。シンガポールGPは予選5位から5位フィニッシュ。ドライバーズランキング3位を守ってはいるが、メルセデスのバルテリ・ボッタスに3点差で迫られている。(Photo=Ferrari)
-
5/7フェラーリのドライバーアカデミー出身で、フェラーリ前CEOの故セルジオ・マルキオンネも期待していたといわれるシャルル・ルクレール(写真)が、来季から跳ね馬のマシンをドライブすることに。2016年はGP3の、2017年にはF2とジュニアカテゴリーのタイトルを取り、今年ザウバーからGPデビューを果たした20歳のモナコ人は、異例の早さでトップチームに昇進したことになる。速さ、賢さなどから高い評価を得ており、フェラーリのみならずF1の将来を担う逸材との呼び声も高い。シンガポールGPでは13番グリッドから9位完走、今年6回目の入賞を果たした。(Photo=Ferrari)
-
6/72019年にカルロス・サインツJr.の新規加入が決まっているマクラーレンは、来季、ストフェル・バンドールン(写真)ではなく、リザーブドライバーのランド・ノリスに正ドライバーのポジションを与えることを発表した。過去2年、苦しいチーム状況、そして元王者フェルナンド・アロンソをチームメイトとする厳しい環境に置かれていたバンドールンは、まだ来季のシートを見つけられていない。シンガポールGPでは予選18位、決勝12位。チームメイトのアロンソは、トラックポジション維持のためウルトラソフトタイヤで最初のスティントを長めに走り、予選11位から7位入賞を果たした。(Photo=McLaren)
-
7/7シンガポールでトロロッソは苦戦を強いられることに。予選ではピエール・ガスリー(写真)がQ2に進出するも15位どまり、ブレンドン・ハートレーはQ1敗退で17位と下位に沈んだ。中団勢ではウルトラソフトタイヤを履くマシンが多かった中、2台とも一番やわらかいハイパーソフトを履いてレースをスタート。しかし速いタイヤのアドバンテージを生かしきれず、ガスリー13位、ハートレー17位とポイント獲得ならず。(Photo=Toro Rosso)

bg
自動車ニュースの新着記事
-
ボルボがコンパクトBEV「EX30」のグレード名称と一部仕様を変更NEW 2026.5.27 ボルボ・カー・ジャパンは2026年5月27日、コンパクトBEV「EX30」のグレード名称と一部仕様を変更し、同日、販売を開始した。ラインナップは全3モデル展開に改められたが、価格については従来モデルからの変更はない。
-
新たな自動車ブランド「EMTA(エムタ)」始動 第1弾の軽EVを2027年に発売NEW 2026.5.27 EMTは2026年5月27日、新たな自動車ブランド「EMTA(エムタ)」を発表するとともに、その新型電気自動車の国内市場投入に向けて、事業を本格的にスタートすると宣言した。
-
トヨタがセバスチャン・オジエのWRCタイトル獲得を記念した「GRヤリス」の限定モデルを発表NEW 2026.5.27 トヨタが「GRヤリス セバスチャン・オジエ 9xワールドチャンピオンエディション」の抽選販売の応募受け付けを開始。オジエ選手のWRCドライバーズタイトル獲得を記念したモデルで、4WD制御には独自の「SEB.」モードを採用している。販売台数は100台のみ。
-
モリゾウこだわりの特別な「GRヤリス」 抽選販売の応募受け付けを開始NEW 2026.5.27 トヨタ自動車が、限定モデル「GRヤリスMORIZO RR」の抽選販売の応募受け付けを開始。ニュルブルクリンク24時間レースの知見を生かした、独自の空力パーツや足まわり、4WD制御などを採用している。価格は900万円で、国内向けに100台が限定販売される。
-
BMWが「X1」のラインナップに新エントリーグレード「オリジナル」を追加設定NEW 2026.5.27 BMWジャパンは2026年5月27日、コンパクトSUV「X1」のラインナップに新たなエントリーグレード「オリジナル」を追加設定し、販売を開始した。デリバリーは同年6月以降に始まる見込み。
新着記事
-
NEW
第871回:今年もグリーンヘルは熱かった! ニュルブルクリンク24時間レース観戦記
2026.5.27エディターから一言“世界一過酷な草レース”として知られ、今年も波乱が巻き起こったニュルブルクリンク24時間レース。F1王者のフェルスタッペンも参戦するとあって、大いに盛り上がったその様子を、世界を飛び回るモータースポーツカメラマンが臨場感満点でリポートする。 -
NEW
メルセデスAMG GLC53 4MATIC+(4WD/9AT)【海外試乗記】
2026.5.27試乗記「メルセデス・ベンツGLC」にスポーティーな「メルセデスAMG GLC53 4MATIC+」が仲間入り。「43」と「63」の中間、AMGとしては松竹梅の竹にあたるモデルだが、今後はそのポジションの重要性がさらに増すことになるという。本国ドイツでドライブした印象をリポートする。 -
NEW
まさしく桁違いの1169PS&2000N・m 新型「メルセデスAMG GT 4ドアクーペ」が搭載する数々の新機軸
2026.5.27デイリーコラム2025年発表のコンセプトカー「メルセデスAMG GT XX」が新型「メルセデスAMG GT 4ドアクーペ」として正式にデビューした。その中身は100%電気自動車であり、上位グレードは最高出力1169PSという途方もないスペックを誇る。技術的ハイライトを解説する。 -
NEW
第114回:メイク・アメリカ・グレート・アゲイン!(前編) ―「トヨタ・タンドラ」の導入に対する元カーデザイナーの本音―
2026.5.27カーデザイン曼荼羅「トヨタ・タンドラ」が日本にやってくる!? トランプ大統領のゴリ押しと、トヨタ&ホンダによるアメリカ生産車の日本導入決定により、今にわかに注目を集めている“アメリカのクルマ”。かの地で育まれた特殊な造形美を、カーデザインの識者はどう見ているのか? -
車載カメラが普及した今、“デジタルサイドミラー”が主流にならないのはなぜか?
2026.5.26あの多田哲哉のクルマQ&Aサイドミラーの役割をカメラが担う“デジタルサイドミラー”は、レクサスやアウディなどで採用例があったものの、普及するには至っていない。その決定的な理由はなにか? 元トヨタの車両開発者、多田哲哉さんが語る。 -
マツダ スピリット レーシング・ロードスター12R(FR/6MT)【試乗記】
2026.5.26試乗記販売台数わずか200台の限定車「マツダ スピリット レーシング・ロードスター12R」に試乗。スーパー耐久レース参戦をはじめとするマツダのモータースポーツ活動を担うサブブランドが生み出した初の市販コンプリートカーは、いかなる走りをみせるのか。