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1/9F1第17戦日本GPを制したメルセデスのルイス・ハミルトン(写真右から2番目)、2位に入ったメルセデスのバルテリ・ボッタス(同左端)、3位でレースを終えたレッドブルのマックス・フェルスタッペン(同右端)。(Photo=Red Bull Racing)
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2/9スタートでトップを守ったポールシッターのハミルトン(写真先頭)。2位ボッタス、3位フェルスタッペンらの後ろでは、8番グリッドから出走したセバスチャン・ベッテルのフェラーリがトロロッソの2台をかわし、6位に上がった。(Photo=Red Bull Racing)
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3/9初日のフリー走行で「このトラックは最高だね!」と無線で叫んだメルセデスのハミルトン(写真)。文字通りに解釈すれば鈴鹿サーキットへの賛辞にもなるが、タイトルを争うフェラーリ&セバスチャン・ベッテルへの、自らの好調さを示すメッセージとも受け止められた。実際その後もハミルトン自身が「最高のパフォーマンス」を披露し、3回のフリー走行すべてでトップ、予選でも今季8回目、通算80回のポールポジションを獲得することに。さらにレースでは、パワーユニットに違和感を抱きつつもトップを快走。イタリアGPから4連勝、今シーズン9勝目、そしてメルセデス移籍後50回目の勝利を飾った。いまや勝者の貫禄を漂わせるハミルトンは、このレース6位に終わったベッテルとのポイント差を67点にまで拡大。早ければ次戦アメリカGPで、自身5度目のタイトル獲得を決められるところまできた。(Photo=Mercedes)
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4/9前戦ロシアGPでメルセデスからのチームオーダーを受け、勝利を僚友ハミルトンに譲ったボッタス(写真)。鈴鹿ではチームメイトに終始リードされ、トップを奪ったのは予選Q2のみ。決勝では、2番グリッドからそのポジションをキープ。終盤にフェルスタッペンからの突き上げにあうも無事に乗り切り、2位でチェッカードフラッグを受け、メルセデスの1-2に貢献した。(Photo=Mercedes)
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5/9タイトル争いとは無縁のレッドブルの“暴れん坊”フェルスタッペン(写真奥)は、フェラーリの2台を相手に丁々発止とやりあった。3番グリッドからスタートで3位をキープするも、オープニングラップのシケインでコースオフ。戻る際にキミ・ライコネン(同手前)と接触し、5秒加算のペナルティーを受けることに。セーフティーカー後、今度はベッテルとスプーンコーナーで当たったのだが、いずれでもポジションを失うことなく走り続け、鈴鹿で3年連続の表彰台となる3位でゴール。レース後、接触の責任は自分にはないと言い張っていたが、ベッテルらはそうは見ていないようである。(Photo=Red Bull Racing)
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6/9レッドブルのダニエル・リカルド(写真)は、予選Q2でスロットルアクチュエーターのトラブルが起き出走ならず、15番グリッド。セッション後、今年度重なるトラブルへのいら立ちを隠さなかったのだが、レースでは持ち前の切れ味あるドライビングが復活。抜きにくい鈴鹿でオーバーテイクを繰り返し、結果4位。笑顔が戻った。(Photo=Red Bull Racing)
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7/9スポンサーのフィリップ・モリスとのコラボレーションによる新カラーリングを発表したフェラーリは、すべてが裏目に出てしまった。一番やわらかいスーパーソフトタイヤをしこたま用意し、ソフト、ミディアムを必要最低限しか持ち込まなかったのだが、いざ走り始めてみるとブリスター(火ぶくれ)とグリップ不足に悩まされ、メルセデスの後塵(こうじん)を拝し続けた。さらに変わりやすい天候の中行われた予選Q3では、ドライタイヤで出走したライバルとは逆の弱雨用インターミディエイトを選択。しかし路面はドライ向きで、アタックせずすぐさまピットへ。この余計な周回で時間を無駄にし、セッション後半に雨が降ったことでライコネン4位、ベッテル(写真)は9位、他車の降格ペナルティーで8番グリッドと後方に沈んだ。レースでは好スタートで4位まで上がったベッテルだったが、フェルスタッペンを抜く際に接触し最後尾に後退。6位まで挽回したものの、鈴鹿で失ったポイントは大きく、ハミルトンとの差は67点にまで拡大。自身5度目の戴冠はほぼ絶望的となった。ライコネンは、表彰台を狙える位置にいながらピットストップ作戦で足を引っ張られ5位。(Photo=Ferrari)
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8/9ロメ・グロジャン(写真)は、現役ドライバーの中でリードラップがハミルトン、ベッテルに次いで多い(26周)というゲンのいい鈴鹿で、今季10戦連続となるQ3進出を果たし、予選5位と好位置につけた。レースでは、リカルド、ベッテルら3強ドライバーの追い上げにあい、またペレスに抜かれてしまい8位入賞。惜しい結果となったが、コンストラクターズランキングで4位ルノーを11点差で追っていたハースは、その差を8点にまで縮めることができた。(Photo=Haas)
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9/9ただでさえプレッシャーのかかるお膝元の鈴鹿サーキットにあって、ホンダは1週間前のロシアGPでいったん取り下げた新型「スペック3」パワーユニットを完調にしなければならないという重責を負うことに。フリー走行では、ピエール・ガスリー(写真)がパワー低下などを訴え周回数を伸ばすことができなかったが、雨と風で難しいコンディションの中で行われた予選では、トロロッソはハンガリーGP以来となる2台そろってのQ3進出に成功。ブレンドン・ハートレーはキャリアベストの6位、ガスリーは7位と健闘した。レースでは、ガスリーが6~7位にとどまり、30周してピットインしソフトタイヤを履くと、35周して再びポイント圏の10位まで順位を戻した。しかし前を走る強敵レーシングポイント・フォースインディア勢を攻略できず、逆に終盤カルロス・サインツJr.に抜かれてしまい11位。惜しくも入賞を逃した。ハートレーは早々にポイント圏外に後退してから挽回できず、13位完走。(Photo=Toro Rosso)

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