「メルセデス・ベンツEQC」発表会の会場から
2019.07.04 画像・写真メルセデス・ベンツ日本は2019年7月4日、メルセデス・ベンツブランドでは初となる量産型の電気自動車(EV)「EQC」の国内導入を発表した。東京都内で開催された発表会では3台の「EQC400 4MATIC」が並べられたほか、開発責任者のミヒャエル・ケルツ氏も登壇。ニューモデルの特徴を紹介した。会場の様子を、写真とともに紹介する。
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1/18東京・六本木の会場に並んだ「EQC」。日本ではまず、特別仕様車の「EQCエディション1886」が2019年10月に発売される予定だが、この日はスタンダードモデルの「EQC400 4MATIC」のみ展示された。
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2/18フロントまわりは、大型のブラックパネルやマルチビームLEDヘッドライトが特徴的。
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3/18ボディーサイズは、「EQC400 4MATIC」の海外仕様車の場合で全長×全幅×全高=4761×1884×1623mm。堂々としたSUVらしいエクステリアデザインをまとう。
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4/18EVの「EQC」は排気管を持たない。代わりに、リアバンパー下部にはマフラーエンドを思わせるクロームの装飾が施されている。
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5/18シンプルなラインでデザインされたインテリア。運転席周辺がえぐられたような印象を与える造形になっている。
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6/18ステアリングホイールは、ほかのメルセデス・ベンツ車にも見られる形状。ダッシュボードやセンターコンソール上のイルミネーションが目を引く。
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7/1810.25インチ液晶パネルを2つ連結させたモニター(写真は助手席側のパネル)。「EQオンラインナビゲーション」や「出発時刻・プリエントリークライメートコントロール設定」など、「EQC」専用のテレマティクスサービスも多数用意される。
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8/18この日のために、「EQC」の開発責任者であるミヒャエル・ケルツ氏も来日。テスト風景の映像とともに、車両の概要を紹介した。
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9/18メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎 代表取締役社長兼CEOは、日本における「EQC」の購入特典についても説明した。同モデルには、一般保証修理と定期メンテナンス、24時間ツーリングサポートが無償で提供される保証プログラム「EQケア」が適用されるほか、高電圧バッテリーについても、新車購入から8年または16万km以内の特別保証(サービス工場で高電圧バッテリー残容量が70%に満たないと診断された場合)が付帯する。
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10/18日本におけるメルセデス・ベンツのブランドアンバサダーに就任した、騎手の武 豊さんも姿を見せた。自身、多くのメルセデスに乗り継いできたという武さんは「EQC」をフランス遠征中にも見かけたことがあるそうで、その姿を「かっこいい」と評価。「排気音が出ないEQCは、厩舎(きゅうしゃ)の馬にとってもやさしいクルマかもしれません」という上野金太郎社長のコメントに、大きくうなづいていた。
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11/18リアエンブレム。スタンダードモデルの「EQC400 4MATIC」(写真)は、2020年春に国内でのデリバリーが開始される。
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12/18シンプルな一文字型のコンビランプが個性を主張する。
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13/18普通充電用の給電口は、リアバンパー右側に備わる。もうひとつ、CHAdeMO規格の急速充電器用の給電口は、右リアフェンダーの上部にレイアウトされている。
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14/18荷室の容量は、5人乗車時で500リッター。40:20:40分割可倒式の後席をたたむことで、容量を拡大できる。
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15/18フロントボンネット下のカバーを外すと、EVならではのメカニズムが露出する。写真中央に見えるのはインバーターで、フロントモーターはその下にレイアウトされている。
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16/18フロントフェンダー部のエンブレム。
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17/18ブルーの差し色が特徴的な「EQC400 4MATIC」のアルミホイール。サイズは20インチが標準で、パッケージオプションとして21インチのものも用意される。
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18/18「メルセデス・ベンツEQC400 4MATIC」(写真)の価格は1080万円。内外装にドレスアップが施された55台の限定車「EQCエディション1886」は、1200万円で販売される。