-
1/7F1第3戦オーストラリアGPを制したフェラーリのシャルル・ルクレール(写真)。開幕戦バーレーンGPに次ぐ今季2勝目、通算4勝目をポール・トゥ・ウィンで飾った。(Photo=Ferrari)
-
2/7ポイントリーダーとして乗り込んだオーストラリアGPで、ルクレール(写真)は盤石の走りで今シーズン2度目のポール奪取に成功。フェラーリがオーストラリアでポールを取ったのは2007年のキミ・ライコネン以来のことだ。決勝ではスタートから終始レースをコントロールし、セーフティーカーでリードを帳消しにされながらも最終的に20秒ものギャップを築き、見事ポール・トゥ・ウィンを達成。ファステストラップ、全周リードを加え、フェラーリにとっては2010年以来となる「グランドスラム」を成し遂げた。ルクレールのポイントリードは34点にまで拡大。向かうところ敵なしといった状況で、次戦イタリアでのエミリアロマーニャGPに凱旋(がいせん)する。(Photo=Ferrari)
-
3/7レッドブルのセルジオ・ペレス(写真)は、3番グリッドから2位フィニッシュ。スタートでルイス・ハミルトンに先を越されるも序盤のうちに3位奪還。チームメイトのマックス・フェルスタッペンが2位走行中にメカニカルトラブルでリタイアしたことで得たポジションだった。ドライバーズランキングでは現在30点で4位。チャンピオンのフェルスタッペンはさらに5点ビハインドの6位に沈んでいる。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
-
4/7今季、予想以上に苦しい戦いを強いられているメルセデスだったが、フェルスタッペンのリタイアにも助けられ、結果的にはジョージ・ラッセル(写真)が6番グリッドから移籍後初の3位表彰台、ハミルトンも5番グリッドから4位でゴール。メルセデスはこのレースで最多得点を稼いだチームとなり、ランキングでも現在2位、まずまずのポジションにいる。しかし、オーストラリアGPではマシンアップデートはあえて持ち込まず、まだつかみかねている今季型「W13」の特性の理解に努めていたところに、ターボハイブリッド時代の巨人が抱える悩みの大きさがうかがえる。(Photo=Mercedes)
-
5/7開幕から2戦でいいところがなかったマクラーレンは、予選で2台そろってQ3に進み復調を印象づけたものの、予選4位のランド・ノリス(写真前)は「マシンは何も変えていない。コースがマシンに合っていただけ」と、今季型「MCL36」のパフォーマンスについてはまだ楽観していないようだった。母国の大声援を受けたダニエル・リカルド(同後ろ)は予選7位。レースでは2台そろってポイント圏内を走り、ノリス5位、リカルド6位とダブル入賞。これでマクラーレンは24点を獲得し、コンストラクターズランキング4位につけている。(Photo=McLaren)
-
6/7アルファタウリは、接戦の中団チーム争いのなかでなかなか上位に食い込めず、それでもピエール・ガスリー(写真前)は予選11位から9位入賞でレースを終えることができた。スタートで2台を抜くも、セーフティーカー前にタイヤ交換したことで14位に後退。そこからの挽回劇だった。チームメイトの角田裕毅は、予選でコースオフするなどしてラップをまとめきれず13位。レースでは11位に上昇するもうまくマシンを手なずけることができず、15位と不本意な結果に終わった。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
-
7/7チャンピオンに悪夢再び。レッドブルのフェルスタッペン(写真)は、初日からマシンのセッティングが決まらず、予選でルクレールのフェラーリに0.286秒ものギャップを築かれ2位。レースでも2位をキープするも、フェラーリを脅かすまでは至らなかった。58周レースの39周目、マシンの異常を感じ取った後にピットからの指示でストップ、3戦して2回目のリタイアを喫した。いまのレッドブルにとって、マシンの信頼性の確保が急務であることは言うまでもない。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)

bg
自動車ニュースの新着記事
-
日産が9世代目となる新型「セントラ」を北米で発表NEW 2025.9.25 日産自動車は2025年9月23日(現地時間)、北米で新型「セントラ」を発表した。ダイナミックなデザインや洗練された走行性能、最新のコネクティビティー、全グレード標準の全方位運転支援システムなどがセリングポイントとされる。
-
「マセラティ・グレカーレ」に“高貴な白”をまとった限定車NEW 2025.9.25 マセラティ ジャパンは2025年9月25日、「グレカーレ」に特別仕様車「Bianco Nobile(ビアンコノビレ)」を設定し、計5台の台数限定で発売した。同年10月以降に順次出荷を開始する。
-
「ホンダN-WGN」一部改良 新グレードや特別仕様車も追加設定NEW 2025.9.25 本田技研工業は2025年9月25日、軽自動車「N-WGN」を一部改良し、同年9月26日に発売すると発表した。新グレード「ファッションスタイル」を追加するとともに、「N-WGNカスタム」には特別仕様車「BLACK STYLE(ブラックスタイル)」も設定する。
-
三菱がブラックでコーディネートした「トライトン」の特別仕様車を発売NEW 2025.9.25 三菱自動車は2025年9月25日、1tピックアップトラック「トライトン」に特別仕様車「BLACK Edition(ブラックエディション)」を設定し、同年11月6日に販売を開始すると発表した。価格は509万8500円。
-
「プジョー・リフター ロングGT」に特別な外板色をまとった限定車「キアマブルーエディション」発売NEW 2025.9.25 ステランティス ジャパンは2025年9月25日、プジョーのMPV「リフター ロングGT」に台数100台の限定車「リフター ロングGT Kiama Blue Edition(キアマブルーエディション)」を設定。同日、販売を開始した。
新着記事
-
NEW
200台以上のロイヤルエンフィールドが箱根に集結! 「One Ride 2025」の会場より
2025.9.25画像・写真バイクメーカーのロイヤルエンフィールドが、ファンイベント「One Ride 2025」を世界的に開催! グローバルで4万人以上のファンが参加し、日本でも13のエリアでミーティングが催された。200台以上が集った関東エリアの会場の様子を、写真でリポートする。 -
NEW
メルセデス・ベンツS580 4MATICロング ナイトエディション
2025.9.25画像・写真2025年9月25日、内外装をブラック系のダークカラーでコーディネートした特別な「メルセデス・ベンツSクラス」が発表された。20台限定で販売される同モデル、「S580 4MATICロング ナイトエディション」の姿を写真で紹介する。 -
NEW
トヨタ・クラウン エステートRS(前編)
2025.9.25あの多田哲哉の自動車放談「クラウン」らしからぬデザインや4車種展開などで大いに話題となった、新世代のトヨタ・クラウン。そのうちの一台「クラウン エステート」に、元トヨタの車両開発者である多田哲哉さんが試乗した。 -
NEW
第929回:販売終了後も大人気! 「あのアルファ・ロメオ」が暗示するもの
2025.9.25マッキナ あらモーダ!何年も前に生産を終えているのに、今でも人気は健在! ちょっと古い“あのアルファ・ロメオ”が、依然イタリアで愛されている理由とは? ちょっと不思議な人気の理由と、それが暗示する今日のクルマづくりの難しさを、イタリア在住の大矢アキオが考察する。 -
NEW
狙うは「N-BOX」超え 新型「ルークス」は日産の復活に向けた号砲か?
2025.9.25デイリーコラムフルモデルチェンジで4代目に進化した「日産ルークス」の評判がよさそうだ。2025年8月に車両概要が先行公開され、同年9月には価格も発表。あとは正式発売を待つばかり。ライバルとして立ちはだかる「ホンダN-BOX」を超えられるか。 -
新型「フェラーリ849テスタロッサ」発表イベントの会場から
2025.9.24画像・写真V8ツインターボエンジンにプラグインハイブリッドシステムを組み合わせた、フェラーリの新たなフラッグシップスーパースポーツカー「849テスタロッサ」。東京・高輪で行われた発表イベントの様子と車両を写真で紹介する。