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1/9F1最終戦アブダビGPを制したレッドブルのマックス・フェルスタッペン(写真中央)、2位に入ったフェラーリのシャルル・ルクレール(同左)、3位に終わったレッドブルのセルジオ・ペレス(同右)。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
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2/9ポールポジションからアブダビGP3連勝を飾ったフェルスタッペン(写真)は、ドーナツターンでシーズンフィナーレに花を添えた。前戦サンパウロGPでの“チームオーダー拒否”については、チームや僚友セルジオ・ペレスを含め「終わったこと」にしたかったレッドブル。実際、予選Q3ではフェルスタッペンがペレスの前で走り、スリップストリームを使わせるチームプレイで、2018年メキシコGP以来となるレッドブル最前列独占を成し遂げた。レースではスタートから敵なし状態で年間最多勝記録を「15」に伸ばし、本人をして「信じられない」と言わしめた圧巻のシーズンを締めくくった。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
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3/9フェラーリのルクレール(写真)は2位でフィニッシュ。予選直前のプラクティスではタイヤを持たすことができず苦戦するも、日没後に行われた予選ではなんとか持ち直し3位。背後に僚友カルロス・サインツJr.を従えて迎えたレースでは、1ストップ作戦でペレスの前に出ると、使い古しのハードタイヤをなんとか持たせ、ドライバーズランキング2位を守り切った。今季はポールポジションを9回取るも3勝止まり。シーズン前半は、チームの作戦ミスや自らのドライビングエラーなどで勝ち星を取りこぼし、後半はマシンの戦闘力が落ちてメルセデスに先を越されることも多々あったが、最終戦では勝利こそ望めなかったもののレッドブルに一泡吹かせることができた。(Photo=Ferrari)
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4/9レッドブルのペレス(写真)は3位でアブダビGPを終えた。290点で並んだルクレールとのドライバーズランキング2位争いは、予選でフェラーリの前、2位に入ることで一歩リードしてレースを迎えることができたのだが、レースではフェラーリの陽動に引っかかり2ストップを敢行、1ストップで走り切ったルクレールを捉えられずに時間切れとなった。仮に前戦サンパウロGPでフェルスタッペンに6位の座を返してもらっていたとしても、今回の結果ではランキング2位にはなれなかったことになる。今シーズンは2勝、ポール1回、表彰台は11回を数える健闘を見せたが、レッドブル初のランキング1-2はお預けとなった。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
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5/9メルセデスのアブダビGPは、ストレートの遅さという今季型マシンの悪癖に足を引っ張られた。予選ではルイス・ハミルトン(写真前)5位、ジョージ・ラッセル(同後ろ)6位と、3列目を占めるのがやっと。レースでも表彰台は遠く、ラッセルは5位入賞、ハミルトンはハイドロリックのトラブルで18位完走扱いと地味な結果に終わった。2014年から8年連続でコンストラクターズチャンピオンとなったメルセデスは、今季レッドブル、フェラーリに次ぐランキング3位。シーズン前半の多くの時間をポーポシング/バウンシングの問題解決に費やし、また後半勢いづいてきても直線の遅さというウイークポイントは残った。ラッセルによるサンパウロGP優勝が唯一の勝利。デビュー以来毎年必ず1勝はしていたハミルトンは初めて未勝利に終わったばかりか、ドライバーズランキング6位という過去最悪の結果に終わってしまった。(Photo=Mercedes)
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6/9かつてルノーと呼ばれた時代にこのチームで2度チャンピオンに輝いたフェルナンド・アロンソ(写真中央)は、今季限りでアルピーヌを離れ、来季はアストンマーティンをドライブすることになる。慣れ親しんだチームでの最後のレースは、10番グリッドからポイント圏内を走るも、水漏れを起こしたマシンでゴールできずリタイア。代わりにチームメイトのエステバン・オコンが予選8位から7位入賞を果たした。アルピーヌはコンストラクターズランキング4位を守り切ったが、今年はマシンの信頼性に度々泣き、またアロンソの離脱やオスカー・ピアストリとの契約を逃すなどマネジメント面でも問題が露呈した一年だった。(Photo=Alpine F1)
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7/9マクラーレンでの44戦目、パパイヤオレンジのスーツを着て戦う最後のレースとなったダニエル・リカルド(写真)は、予選で10位、前戦サンパウロGPでの接触による3グリッド降格ペナルティーで13番グリッドからスタートし、結果9位でポイントを獲得することができた。マクラーレンでの2年間では、2021年のイタリアGPで劇的優勝を遂げたものの、僚友ランド・ノリスに先行を許すことが多く、特に今シーズンはシンガポールGPの5位を最高とするも入賞が少なく、契約満了を前に今季限りでチームを離れることとなった。来季のレギュラーシートは決まっておらず、古巣レッドブルにサードドライバーとして戻るという交渉が行われているという。ノリスの最終戦は予選7位から6位。マクラーレンはコンストラクターズランキング5位となった。(Photo=McLaren)
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8/92015年から6年間在籍したフェラーリのチームクルーに囲まれたセバスチャン・ベッテル(写真左から3番目)。この週末は、F1ドライバーとしてのキャリアに終止符を打つベッテルを中心に動いていたといっていいぐらい、彼への感謝と惜別の気持ちを伝えるセレモニーが各所で行われた。フェラーリのみならず、古巣レッドブルでも同様の会が行われ、またともにタイトルを争ったルイス・ハミルトンをはじめとするドライバーとの夕食会、レース前日にコースをランニングする送別イベントなども開かれ、多くの関係者やファンが別れを惜しんでいた。最後のアブダビGPでは、予選で今季5回目のQ3進出、アストンマーティンで9位と健闘。299戦目のスタートでもそのポジションをキープするも1ストップ作戦で順位を落とし、前を走っていたハミルトンにトラブルが起きたことでなんとか10位入賞を果たすことができた。4度のタイトル、53回の勝利、57回のポールという数々の記録、そして誰からも親しまれたという記憶を残し、名ドライバーがGPを去った。(Photo=Ferrari)
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9/9アルファタウリの角田裕毅(写真前)は、昨季自己最高4位入賞を果たした得意のヤス・マリーナのコースで奮闘し、予選では12位、リカルドの降格で11番グリッドとポイント獲得に向けて好位置を得た。レースでは全力を尽くしたというが、終盤にタイヤがパフォーマンスを落としペースが上げられず、入賞圏目前の11位でレースを終えることとなった。F1キャリア2年目の2022年シーズンは、12点獲得でランキング17位。デビューイヤーの32点と比べポイント数は減ったが、マシンの戦闘力不足やチームの戦略ミスなどによるところも大きく、角田自身のドライビングやレースウィークを戦う姿勢からは成長のあとが見て取れた一年だった。来季は新しいチームメイト、ニック・デ・ブリースとコンビを組むことになる。このレースを最後にアルピーヌに移籍するピエール・ガスリーは、予選17位から14位完走となり、今季の獲得ポイントは23点でランキング14位だった。またアルファタウリは8位のハースに2点届かず、コンストラクターズランキング9位に終わった。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)

有吉 正大
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