クラシックカーイベント「谷保天満宮旧車祭」の会場から

2022.12.16 画像・写真 沼田 亨
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2022年12月11日、東京都国立市の甲州街道沿いにある谷保天満宮およびその周辺で「谷保天満宮旧車祭」が開かれた。これは神社の境内をメイン会場とする、非常に珍しい旧車イベントである。谷保天満宮は903年(延喜3年)に菅原道真の三男、道武が父を祭ったことに始まる、東日本最古の天満宮という由緒のある神社だが、今では交通安全および学業に御利益のある神社としても知られている。

国立に本拠を置く自動車愛好家クラブであるオートモビルクラブジャパン(ACJ)が、この地で旧車祭を始めたのは2009年のこと。以来順調に発展してきたが、新型コロナ禍によって2020年、2021年は中止となったため、今回は3年ぶりの開催となった。エントリー車両は第一会場となる境内に133台、第二会場となる徒歩数分の駐車場に20台の計153台。一般募集は行わず、すべてのエントラントがACJ会員だったため、クラブミーティングでもあった。

参加車両は会場に展示された後、午後2時から近乗会(ちかのりかい)と呼ばれる周辺道路でのパレードを実施した後、流れ解散となった。好天に恵まれ、多くのギャラリーが訪れ大盛況だった会場および周辺から、リポーターの印象に残った車両を中心に紹介しよう。

(文と写真=沼田 亨)