新型「メルセデス・ベンツGLC」発表会の会場から
2023.03.16 画像・写真「メルセデス・ベンツGLC」の新型がいよいよ日本に上陸。前身にあたる「GLK」時代からの累計で260万台、2022年だけでも世界で35万台が売れたという人気SUVのフルモデルチェンジだ。
先代モデルよりもボディーの全長が50mm大きい4725mmになった一方で、全幅は1890mmをキープ。日本でも使いやすいサイズ感が守られているのがうれしいところ。オプションのリアアクスルステアリングを装着した場合の最小回転半径は先代モデルよりも500mm小さい5.1mと、取り回しのよさにはむしろ磨きがかかっている。
インテリアには第2世代の「MBUX」を採用し、「Cクラス」などと同じ最新世代のデジタルコックピットに。ウッドインテリアトリムによる温かみのある質感も見逃せないポイントだ。
都内で実施された新車発表会の様子を写真で紹介する。
-
1/21初のフルモデルチェンジを受けた「メルセデス・ベンツGLC」。先代のデビューは2015年のことだった。
-
2/21メルセデスのデザインの基本思想である「センシュアルピュリティー」を継承。ラインやエッジを削減した曲線的なボディーパネルが見どころだ。
-
3/21ツーピース構造で立体感を強調したリアコンビランプがワイドさとともにシャープ感をアピール。バンパーはアンダーガード風のデザインだ。
-
4/21リアフェンダーはこんなに張り出している。
-
5/21撮影しているこの車両はオプションの「AMGライン」装着車。グリルの内部に小さなスリーポインテッドスターがちりばめられている。
-
メルセデス・ベンツ GLC の中古車
-
6/21ヘッドランプは片側あたり130万個もの微小なミラーで光を屈折し、照射方向を細かく制御する「デジタルライト」。ブルーのアクセントが新しい。
-
7/21今のところ日本仕様はマイルドハイブリッドの2リッターディーゼルターボエンジンを搭載した「220d 4MATIC」のモノグレード展開となっている。
-
8/21「4MATIC」のバッジ。
-
9/212リッターディーゼルターボの「OM654M」エンジンは新型クランクシャフトの採用によって従来モデルよりも排気量が42cc大きな1992ccに。単体で最高出力197PSと最大トルク440N・mを発生する。
-
10/21縦型のメディアディスプレイは11.9インチのビッグサイズ。新型ではどの仕様を選んでも必ずウッドトリムがあしらわれる。
-
11/21シートポジションなどの設定を指紋、または音声による生体認証で呼び出せるのが新しい。ステアリングやルームミラー、ナビの設定なども登録しておける。
-
12/21後席の背もたれは40:20:40の3分割可倒式。
-
13/21横スポークが上下2分割されたステアリングホイールは「AMGライン」に含まれている。静電容量式センサーを内蔵するためリムが太い。
-
14/2112.3インチのメーターパネルは最新のメルセデス・ベンツ車ではおなじみのデザイン。浮かんでいるかのように見えるようデザインされている。
-
15/21メーターの表示は「ジェントル」「スポーティー」「クラシック」の3つのスタイルと、「ナビゲーション」「アシスタンス」「サービス」「オフロード」の4つのモードを組み合わせてカスタマイズできる。
-
16/21メーターパネルに「オフロード」モードを表示してみる。砂漠のような背景が気分を盛り上げる。
-
17/21ドライブモードにも「オフロード」を搭載。一般道では使用しないようアラートが出る。
-
18/21センタースクリーンにはオフロード用の各種情報を表示できる。ピッチ&ロール計やコンパスなどをまとめて一画面で表示できるのが便利だ。
-
19/21ボンネットを透かしたような映像が見られる「トランスペアレントボンネット」も新しい。カメラの合成映像を使うため、車両が止まった状態で起動すると一部が表示されない。
-
20/21荷室の容量は620~1680リッター。トノカバーをフロア下に格納できるようになっている。
-
21/21新型「GLC」とメルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長。