-
1/7F1第16戦シンガポールGPを制したフェラーリのカルロス・サインツJr.(写真)。(Photo=Ferrari)
-
2/7フェラーリのサインツJr.(写真)が今季初優勝を飾った。予選では、レッドブル&マックス・フェルスタッペンが絶不調におちいっている一方で、0.072秒という僅差でキャリア初の2戦連続ポール奪取に成功。レイアウト変更でコーナーが減り直線が増えたのも、ストレートスピードが速いフェラーリに有利に働いた。レースでは、予選3位だった僚友シャルル・ルクレールがスタートで2位に上がったことで壁ができ、タイヤを温存。終盤にはバーチャルセーフティーカーのタイミングでミディアムタイヤに履き直したメルセデス勢に追われるも、見事トップを守り切った。ルクレールはメルセデスに抜かれるも、マックス・フェルスタッペンのレッドブルを抑え切り4位でチェッカードフラッグを受けた。(Photo=Ferrari)
-
3/7メルセデスのルイス・ハミルトン(写真)は3位でゴール。予選ではタイヤのウォームアップがうまくいかず5位。レースではバーチャルセーフティーカーをきっかけに、温存していたミディアムタイヤに履き替え、チームメイトのジョージ・ラッセルとともに逆転優勝を目指して猛追、レースを盛り上げた。ファイナルラップで前を走るラッセルが痛恨のクラッシュ、そのポジションを譲り受けた。この結果、ハミルトンはドライバーズチャンピオンシップで3位に上がり、今回無得点だったフェルナンド・アロンソに10点差をつけた。(Photo=Mercedes)
-
4/7レッドブルのフェルスタッペン(写真)は5位でフィニッシュ、5月のマイアミGPから続いてきた連勝記録は「10」で止まった。初日2回目のプラクティスで8位、翌日の3回目は4位と、悪いながらも徐々に調子を上げてはいたものの、予選直前のセットアップ変更があだとなった週末だった。ボトミングによりハードブレーキングができず、低速コーナーからの立ち上がりでリアが振られ、さらにはシフト不調にも苦しみ、結果予選Q2敗退の11位。他車妨害で3件も審議にかけられたがグリッドペナルティーを受けたなかったのは不幸中の幸いだった。レースではハードタイヤを履きスタートするも、セーフティーカーが、ミディアムタイヤを選択したライバルに有利に働いた。ゴールまでルクレールを追い回すも抜けず5位フィニッシュ。チームメイトのセルジオ・ペレスは予選13位から8位だった。チームの連勝記録も「15」でストップしたが、フェルスタッペンとともに大記録を樹立したことに変わりはない。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
-
5/7アルピーヌのピエール・ガスリー(写真前)は6位フィニッシュ。予選ではQ2止まりの12位ながら、レースではポイント圏内に駒を進めるとに成功し、シンガポールで自身最高位でレースを終えることができた。チームメイトのエステバン・オコンは、Q3進出で予選8位となるも、43周目にギアボックストラブルによりリタイア。チームは81点を集めコンストラクターズランキング6位につけているが、ライバルの5位マクラーレンには58点も差をつけられ、また7位ウィリアムズとは60点も離れている。(Photo=Alpine F1)
-
6/7シーズン最大級の大型アップデートを施してきたアルファタウリを駆り、リアム・ローソン(写真)が3戦目にして9位入賞を果たした。予選では、フェルスタッペンをトップ10から追い出すタイムでQ3に進出し10番グリッド。レースではスタートでポジションを落とすも、その後ポイント圏内に復活、9位2点を獲得する活躍を見せた。チームメイトの角田裕毅は、予選Q1でトップタイムをマークするも、Q2になるとフェルスタッペンに邪魔されるかっこうでタイム計測を断念、次のアタックでは自らのミスでノータイムで15位。気を取り直して臨んだレースでは、オープニングラップでペレスに押し出されるかっこうでパンクを食らい、2戦連続0周リタイアという悔しい結果となってしまった。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
-
7/7ハースのケビン・マグヌッセン(写真前)が10位に入り1点を獲得。ハース勢は、2022年オーストリアGP以来となる2位台そろっての予選トップ10入りを果たし、マグヌッセン6位、ニコ・ヒュルケンベルグは9位。レースペースが決して良くないマシンで臨んだ決勝では、抜きにくいサーキットでマグヌッセンがしぶとくポイント圏内にしがみつき入賞でレースを終えた。マグヌッセンにとっては今季3回目の10位で、いずれもストリートコースでポイントを手にしていることになる。ヒュルケンベルグは13位完走。チームは12点を獲得しコンストラクターズランキング7位。8位につけるアルファ・ロメオとの差はたった2点である。(Photo=Haas)

bg
自動車ニュースの新着記事
-
「フィアット600ハイブリッド」にブラックのボディーカラーをまとう限定車「Nero Cinema(ネロチネマ)」登場NEW 2025.11.11 ステランティス ジャパンは2025年11月11日、フィアットのコンパクトSUV「600ハイブリッド」に台数150台の限定車「600ハイブリッドNero Cinema(ネロチネマ)」を設定。同日、販売を開始した。
-
トヨタが新型「ハイラックス」を世界初公開 ディーゼルのほかBEVやFCEVを設定NEW 2025.11.10 トヨタがタイでピックアップトラックの新型「ハイラックス」を世界初公開。ディーゼル車に加えて航続距離300km以上を標榜するBEVや、FCEVも設定されるという。日本では2026年年央にディーゼルモデルが発売される予定だ。
-
スズキが改良型「キャリイ」「スーパーキャリイ」の情報を先行公開NEW 2025.11.10 スズキが軽トラック「キャリイ」「スーパーキャリイ」の仕様変更の情報を公開。フロントおよびインテリアのデザインを変更し、機能・装備を拡充するという。また正式発表に先駆け、特別仕様車「スーパーキャリイXリミテッド」を名古屋で先行展示する。
-
「ジャパンモビリティショー2025」が閉幕 延べ101万人が来場 2025.11.10 国内最大規模の自動車/モビリティーショーである「Japan Mobility Show 2025(ジャパンモビリティショー2025)」が閉幕。来場者数は101万人と、前回の2023年より1割ほど減ったいっぽうで、出展企業・団体は522と、過去最高を記録した。
-
【F1 2025】第21戦サンパウロGPでノリスが今季7勝目、フェルスタッペンはピットレーンスタートから3位に躍進 2025.11.10 F1世界選手権第21戦サンパウロGP決勝が、2025年11月9日(現地時間)、ブラジルはサンパウロにあるアウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ(4.309km)を71周して行われた。レースの結果とポイントランキングを報告する。
新着記事
-
NEW
ボンネットの開け方は、なぜ車種によって違うのか?
2025.11.11あの多田哲哉のクルマQ&Aクルマのエンジンルームを覆うボンネットの開け方は、車種によってさまざま。自動車業界で統一されていないという点について、エンジニアはどう思うのか? 元トヨタの多田哲哉さんに聞いてみた。 -
NEW
ボルボEX30クロスカントリー ウルトラ ツインモーター パフォーマンス(4WD)【試乗記】
2025.11.11試乗記ボルボの小型電気自動車(BEV)「EX30」にファン待望の「クロスカントリー」が登場。車高を上げてSUVっぽいデザインにという手法自体はおなじみながら、小さなボディーに大パワーを秘めているのがBEVならではのポイントといえるだろう。果たしてその乗り味は? -
メルセデス・ベンツGLB200d 4MATICアーバンスターズ(4WD/8AT)【試乗記】
2025.11.10試乗記2020年に上陸したメルセデス・ベンツの3列シート7人乗りSUV「GLB」も、いよいよモデルライフの最終章に。ディーゼル車の「GLB200d 4MATIC」に追加設定された新グレード「アーバンスターズ」に試乗し、その仕上がりと熟成の走りを確かめた。 -
軽規格でFR!? 次の「ダイハツ・コペン」について今わかっていること
2025.11.10デイリーコラムダイハツがジャパンモビリティショー2025で、次期「コペン」の方向性を示すコンセプトカー「K-OPEN」を公開した。そのデザインや仕様は定まったのか? 開発者の談話を交えつつ、新しいコペンの姿を浮き彫りにしてみよう。 -
ホンダ・シビック タイプRレーシングブラックパッケージ(後編)
2025.11.9ミスター・スバル 辰己英治の目利きあの辰己英治氏が、“FF世界最速”の称号を持つ「ホンダ・シビック タイプR」に試乗。ライバルとしのぎを削り、トップに輝くためのクルマづくりで重要なこととは? ハイパフォーマンスカーの開発やモータースポーツに携わってきたミスター・スバルが語る。 -
アウディSQ5スポーツバック(4WD/7AT)【試乗記】
2025.11.8試乗記新型「アウディSQ5スポーツバック」に試乗。最高出力367PSのアウディの「S」と聞くと思わず身構えてしまうものだが、この新たなSUVクーペにその心配は無用だ。時に速く、時に優しく。ドライバーの意思に忠実に反応するその様子は、まるで長年連れ添ってきた相棒かのように感じられた。
注目の記事
-
圧巻のタフネスとキャパシティー。MTBのトップライダーを支える「ディフェンダー130」の活躍に迫る。 特集 -
この冬注目のオールシーズンタイヤと最新スタッドレスタイヤをwebCGが独自にリポート。 特集 -
フルモデルチェンジで全方位に進化した人気のコンパクトカー「MINIクーパー5ドア」の魅力に迫る。 特集 -
ブリヂストンが満を持して世に問うた最新スタッドレスタイヤ「ブリザックWZ-1」。その実力に迫る。 特集
キャンペーン・お得な情報
週間アクセスランキング自動車ニュース
-
ホンダが電動過給機付きバイク「V3R 900 Eコンプレッサー プロトタイプ」を世界初公開 2025.11.5 自動車ニュース -
アクラポビッチ製マフラー搭載 「アルファ・ロメオ・ジュリア」に台数46台の限定車が登場 2025.11.6 自動車ニュース -
スズキが新型バイク「SV-7GX」を発表 排気量645ccのアドベンチャーモデル 2025.11.6 自動車ニュース -
ロイヤルエンフィールドが「ブリット650」を発表 クラシックな装いの大型モーターサイクル 2025.11.6 自動車ニュース -
ホンダがミニバン「オデッセイ」の一部改良モデルを発売 新色のボディーカラーも設定 2025.11.6 自動車ニュース
