Toyota Motor-Sports Festival 2010
2010.11.30 画像・写真2010年11月28日、富士スピードウェイで開かれた恒例の「Toyota Motor-Sports Festival 2010」。10周年を迎え、例年にも増して豊富なプログラムが用意されたイベントの様子はニュースで報告したが、そこでは紹介できなかったシーンを写真でご覧いただこう。(文と写真=沼田 亨)

オープニングプログラムとして行われたクラシックカーのパレードラン。写真の「トヨタ2000GT」のほか、「トヨタ・スポーツ800」、型式名「TE27」こと初代「カローラ・レビン/スプリンター・トレノ」のオーナーズクラブが参加した。
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オープニングプログラムとして行われたクラシックカーのパレードラン。写真の「トヨタ2000GT」のほか、「トヨタ・スポーツ800」、型式名「TE27」こと初代「カローラ・レビン/スプリンター・トレノ」のオーナーズクラブが参加した。
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1960年代中頃から70年代初頭にかけて「チームトヨタ」のキャプテンを務めた細谷四方洋がドライブした「トヨタ・ニュー7」。1970年の日本グランプリ用に開発されたものの、グランプリが中止されたため実戦投入されなかった「トヨタ7ターボ」のNA仕様。
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いわゆるグループCカーで争われたスポーツカー世界選手権(SWC)に参戦、1992年のモンツァにおいて故・小河等/ジェフ・リースのドライブで優勝した「トヨタTS010」。今見るとスパッツがカッコイイ。
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全日本ツーリングカー選手権(JTCC)の最後のシーズンとなった1998年のチャンピオンマシンである「ESSO TOM'S チェイサー」。チャンプを獲得した当人である関谷正徳が走らせた。
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1997年の全日本GT選手権(現SUPER GT)のGT500クラスのチャンピオンマシンである「カストロール・トムス・スープラ」。ドライバーはペドロ・デ・ラ・ロサとミハエル・クルムのペアだった。
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「SUPER GTスーパーバトル」より、GT300の「ウェッズスポーツIS350」と「MAGICAL CARBON apr Axio」のバトル。
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雄大な富士山が見下ろすなか、この日にお披露目された「エヴァンゲリオンRT初号機FORMULA」と今年の鈴鹿8耐に参戦した「エヴァンゲリオンRT初号機TRICK☆STAR」がランデブーラン。
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「エヴァンゲリオンRT初号機FORMULA」。直前まで名を伏せられていたドライバーは中嶋一貴だったが、もしかしてこのマシンで来季のフォーミュラニッポンに参戦するとか?
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今年のニュルブルクリンク24時間耐久でクラス優勝したナンバー50を先頭に、同じく今年のナンバー51、2009年のナンバー14と、3台のニュル仕様の「レクサスLFA」によるデモラン。
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同乗する権利をチャリティオークションで落札するという「プレミアムサーキットタクシー」で、市販仕様の「レクサスLFA」を小林可夢偉が駆った。
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女性の落札者を乗せた可夢偉はサービス精神からなのか、縁石どころかグリーンにまで乗り上げ、土煙を上げながらショートカット。もちろんミスではない。2周続けて同じところを走ってたから。
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派手なエアロパーツで武装した「レクサスIS F」のセーフティカー。後付け感がいっぱいのルックスは好みが分かれるところだろうが、とりあえず迫力は満点。
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6月に不慮の事故で亡くなったマスターテストドライバーの成瀬弘氏をしのんで、彼が手がけたクルマの1台ということで走行した型式名「SW20」こと2代目「トヨタMR2」。ナンバー付き車両でドライバーは不明だが、コーナーごとにきれいにテールを流して走っていた。
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パドックにて、「GAZOO Racing」のマシンを展示したコーナー。
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NASCAR「トヨタ・カムリ」のピットに置かれていた、スペアとおぼしきエンジン単体。5.8リッターV8エンジンはレギュレーションによりOHVのシングルキャブという古典的なスペックだが、トップカテゴリーの「スプリント・カップ」仕様では800ps以上を絞り出すという。
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走行はしなかったものの、1999年のルマン24時間で片山右京/鈴木利男/土屋圭市により総合2位に入賞した「トヨタGT-One TS020」や、グループCカーの「ミノルタ・トヨタ90C-V」などもピットビル屋上に展示されていた。
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1990年のサファリラリーで総合優勝した「トヨタ・セリカGT-FOUR」を前に、マシンと当時のラリーシーンについて、リアルタイムで体験したドライバーとスタッフが解説中。
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オープニングのクラシックカーパレードに出走した「トヨタ・スポーツ800」と「トヨタ2000GT」がパドックに整列していた。
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ズラリと並んだ「トヨタ2000GT」の中で、異彩を放っていた1台。1966年の第3回日本グランプリで、細谷四方洋のドライブで3位に入賞した、アルミボディを持つプロトタイプのレプリカ。四国のトヨタ販売店がワンオフで作ったものという。
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生産型とは異なる生硬なボディライン、各部のディティール、そしてレース仕様らしい殺風景な室内も巧みに再現されていた。