「BMW MOTORRAD DAYS JAPAN 2024」の会場から
2024.09.20 画像・写真2024年9月7日と9月8日の2日間、長野県白馬村のスキー場で「BMW MOTORRAD DAYS JAPAN 2024」が開催された。
BMW MOTORRAD DAYSは、BMWモトラッドのファンやオーナーを対象にしたファンイベントで、単一ブランドによる二輪車のイベントとしては、国内最大級の規模を誇る。今回ものべ6457人(!)ものライダーが「Hakuba 47 Mountain Sports Park」に詰めかけ、同好の士と交流し、ニューモデルの試乗やヒルクライムといったさまざまなイベントを楽しんでいた。
さらに会場では、ニューモデル「BMW R1300GSアドベンチャー」を日本初公開。同車は2023年11月に日本に導入された「R1300GS」の派生モデルで、より高い悪路走破性を実現すべくロングストロークのサスペンションを標準装備。ロングツーリングを可能とする30リッターの大容量燃料タンクや、オプションで用意される電子制御シフトシステム「オートメイテッド・シフト・アシスタント」なども大きな特徴として挙げられる。
同車のお披露目では、モーターサイクルジャーナリストの松井 勉氏が、夜のヒルクライムを豪快に駆けあがるデモンストレーションを披露。会場を大いに盛り上げた。
白馬八方尾根のふもとがBMWに染まったイベントの様子を、写真で紹介する。
(webCG)
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1/622024年9月7日と9月8日の2日間、「BMW MOTORRAD DAYS JAPAN 2024」が開催された。今回で19回目を迎える、毎年恒例のBMWモトラッドの祭典だ。
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2/62駐車場はご覧のとおり、見渡す限りのBMWである。
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3/62会場となったのは長野県白馬村のスキー場「Hakuba 47 Mountain Sports Park」。「BMW MOTORRAD DAYS」の開催地としてファンの間ではおなじみの場所で、イベント案内などでは、ちょっとした聖地として紹介されていることも。
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4/62コンテンツは盛りだくさんで、特に人気なのが最新モデルの試乗。「R12 nineT」に「R12」「R1300GS」……と、BMWのバイクにまたがったライダーが、先導者に従って公道へとくり出していく。
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5/62特設コースでは、話題の電動バイク「CE 02」の試乗会も催されていた。
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6/62こちらはアドベンチャーバイク「GS」シリーズによるオフロード試乗会の様子。インストラクターに先導されての、約20分の林道ツアーだ。
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7/62オフロード試乗会には自身のバイクでも参加が可能。ただしかなりの人気コンテンツなようで、試乗の枠は早々に埋まってしまっていた。
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8/62これもおなじみのコンテンツである、ライダーパレードの様子。参加は先着50人で、先導車の「Z4」に従って白馬村を巡る。
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9/62見物客に見送られ、パレードに出発。手前はBMWモトラッドの最上級ツアラー「K1600GTL」だ。
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10/62車列で目立つのはやはり「GS」シリーズ。グローバルマーケットでも不動の人気を誇る、アドベンチャーモデルの王者だ。
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11/62特設コースでは運転セミナーの「ライディングスキルアップ・レッスン by ケニー佐川」も開催。公道を安心・安全に走るためのレッスンが行われた。
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12/62講師を務めたケニー佐川さん。webCGにもたびたび試乗記などを寄稿する、モーターサイクルジャーナリストだ。
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13/62まだ早い時間だというのに、協賛社などのブースエリアもご覧のにぎわい。人が増えてくると、カメラを構えるのも大変なほどだった。
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14/62BMWモトラッドのオフィシャルショップでは、ウエアなどのオリジナルグッズも販売。Tシャツなどは大きいサイズから順に、早々に完売となっていた。
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15/62グッズ販売のテントから延びる人の列。お話を聞いたところ、毎回「BMW MOTORRAD DAYS」に来ては、グッズを買いそろえている人もいるようだ。
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16/62鈴鹿8時間耐久ロードレースに「M1000RR」で参戦した、信州 Re:N with TOTECの出展ブース。一般社団法人信州活性プロジェクトチーム長野による、地元密着型のレーシングチームだ。
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17/62テント内には、地元の長野県に拠点を構えるメーカーの製品が、多数展示されていた。こちらはニッシンのブレーキキャリパー。
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18/62バッテリーでおなじみのGSユアサも、長野県安曇野市に工場を構えている。
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19/62アルミ部品のスペシャリストで、中国やタイにも工場を持つ吉田工業も、長野県佐久市にマザー工場を構えている。
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20/62BMWモトラッドの最新モデルの展示エリア。皆思い思いに、気になるバイクにまたがったり、写真を撮ったりしていた。
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21/62誰かがバイクを倒しちゃったか!? ……と思ったが、さにあらず。こちらはアメリカ発のアパレルブランド、Klim(クライム)のブースで、バイクが倒れてもつぶれないサイドバッグの実演をしていたのだ。
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22/62「GSトロフィー」のブースにて、「R1300GS」と日本代表チームの皆さま。GSトロフィーは、オフロードランを中心に毎回数千kmものルートを走り抜く国別対抗のチームスポーツだ。今回の舞台はナミビアで、「BMW MOTORRAD DAYS JAPAN 2024」開催直後の、2024年9月14日~20日に競技が行われた。
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23/62協賛社エリアのステージでは、実演をまじえての商品紹介も行われた。こちらはRSタイチがリリースした「送水クールベスト」の紹介の様子。専用のクーリングウオーターを電動ポンプで循環させ、走行風によって体を冷やし、夏でも快適なツーリングが楽しめるというアイテムだ。
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24/62信州 Re:N with TOTECは、競技車両「M1000RR」のエンジンを始動! 迫力のサウンドに、多くの人が集まった。
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25/62こちらはアウトドア用品ブランド、SnowPeakの出展エリア。「リゲルPro」と呼ばれる大きなテントを展示していたが……これ、バイクで運べるのかしら?
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26/62こちらはイラストレーター/デザイナーのGAOニシカワさんのブース。
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27/62GAOニシカワさんは完成車メーカーや用品メーカーのほか、『NAVI CARS』などの自動車専門誌にもイラストを提供している。「あれ、この絵は見たことがあるぞ」という人も多いはずだ。
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28/62会場には女性の来場者向けに、ネイルやハンドマッサージのコーナーも開設されていた。
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29/62会場をぶらぶらしていたら、謎の長蛇の列を発見。その先に何があるかというと……。
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30/62白馬名物! ブタの丸焼きの切り分け配布コーナーだった。それにしてもスゴい迫力。写真を撮ったらさっそく記者も並んだのが、残念ながら品切れとなってしまった。
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31/62外歩きが疲れたのでベースセンターでひと休み。2階に上がると、なにやらカスタムバイクの写真が。
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32/62ベースセンターでは「BMW R12カスタム・プロジェクト」の完成車が展示されていた。
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33/62HAMANS CUSTOM(ハマンズカスタム)の手になる「El Viento」。
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34/62MOONEYES(ムーンアイズ)の手になる「MOON Arrow」。
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35/62TRIJYA CUSTOM MOTORCYCLES(トライジャ カスタム モーターサイクルズ)の「Legal Weapon R12」
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36/62CHIRIHAMA SAND FLATS(チリハマ サンドフラッツ)の「R12 Sand Speeder Mark I.」。
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37/62奥にはカスタムバイクのベースとなった「R12」シリーズの展示も。こちらはスタンダードなロードスポーツの「R12 nineT」。
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38/62クルーザータイプの「R12」。
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39/62ベースセンターではヘルメットネーム入れの実演も行われていた。「イベント特価で、単色・10文字で3000円!」とのこと。
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40/62午後になると、スキー場の斜面を使ってのヒルクライムコンテストも開催された。写真は、豪快に土を蹴ってコースを駆け上る「R1250GS」。
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41/62カメラマンに交じり、スキー場の斜面に陣取る観客の様子。ヒルクライムコンテストは、「BMW MOTORRAD DAYS」でもおなじみの人気イベントなのだ。
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42/62フラッグが振られ、スタートを切る参加者。今回からはコースが変更されており、まずは斜面のふもとを左右に往復。それから斜面を駆け上る走路となった。
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43/62観衆を前に、180°のターンに臨む。それにしても、すごい数の観客だ。
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44/62スタート地点の付近まで戻ったら、へさきを斜面へ向けて一気に駆け上がる! スロットル操作を誤ったら、たちまちトラクションが失われる。
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45/62ゴールラインを通過してガッツポーズする参加者。ヒルクライムコンテストは「BMW MOTORRAD DAYS」でも人気のコンテンツで、出走台数が限られることもあって、毎回、抽選によって参加者が絞られるという。
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46/62完走し、よいタイムを出すにはコース取りも重要なポイント。出走順が後ろになると路面も荒れてくるので、あえてコースの端を走るライダーも。
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47/62バイクが倒れてしまったら、脇に構えていたコースワーカーが出動。皆でバイクを引き起こす。
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48/62ヒルクライムコンテストの司会・解説を務めたのは、モーターサイクルジャーナリストの松井 勉さんだった。
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49/62ヒルクライムコンテストの入賞者。写真向かって左から、3位の牧野隆行さん、2位の勝山広海さん、そして1位の牧野達夫さん。
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50/62ヒルクライムコンテストでは、人気YouTuberのWOKA RIDERさんも走りを披露した。
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51/62WOKA RIDERさんは九州を拠点に活動するバイク系YouTuber。そのヘルメットの下の素顔は、誰も知らないという……。
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52/62このほかにも競技系のコンテンツとしては、特設コースで電動バイク「CE 02」を用いた「ディーラー対抗! CE 02 ジャストタイム・チャレンジ」も開催。A-big Motorradの刈谷さんが勝利を収めた。
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53/62ステージではYouTuberのWOKA RIDERさんや、木村亜美さんとREIさんによるトークショーも開催。夜になるとDJライブも行われた。
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54/62日が傾いてくると、方々でおいしそうな香りと煙が。バーベキューパーティーの始まりである。
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55/62バーベキューパーティーでは、新型バイクの「R1300GSアドベンチャー」もお披露目された。
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56/62「R1300GSアドベンチャー」は、BMWが擁するアドベンチャーバイクのフラッグシップモデル「R1300GS」をベースに、さらにオフロード性能やグランドツーリング性能を高めたモデルだ。
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57/62モーターサイクルジャーナリストの松井 勉さんの手により、豪快なヒルクライム走行も披露! 夜間のことで、しかも突然のデモランだったので、写真のクオリティーについてはご容赦いただきたい。
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58/62スタッフ先導のもと、ステージ前に集まった来場者の間を走る「R1300GSアドベンチャー」。この演出に、会場は大盛り上がりだった。
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59/62BMW R1300GSアドベンチャー
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60/62BMW R1300GSアドベンチャー
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61/62「R1300GSアドベンチャー」が展示されたカーゴトラックに集まる来場者。
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62/62会場の外では、日本でもめずらしい夜間の気球飛行(係留)を体験できるアトラクションも。大盛況に終わった「BMW MOTORRAD DAYS JAPAN 2024」。今回の来場者は、のべ6457人を数えたという。