荷物を背負い、つえを頼りにただただ歩く。
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荷物を背負い、つえを頼りにただただ歩く。
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歩き遍路が挑戦しなければならないのは山登りや峠越え。「遍路転がし」と昔から呼ばれる、いくつかの難所を越えなくてはならない。これは有名な焼山寺への道。歩き始めて3日目ぐらいに挑まなくてはならないここでは、およそ6時間かけて500〜700メートル級の三つの峰を上り下りするために、ここで足を痛めてあきらめる人も少なくない。
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一方で、大半の道がクルマと同じ舗装路。固い舗装が次第に足に効いてくる。徳島の片田舎、一日に数回しかこないバスと、その傍らをただただ歩く遍路。
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早春の吉野川を渡る。増水に備えて橋げたを低くしたいわゆる潜水橋。
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徳島県大龍寺にて。
『第2回：四国遍路ってなんだ？（その2）〜四国を循環する巡礼の道』の記事ページへ戻る
