ロンドンから約1時間ほどクルマを走らせたところにある、英国の老舗サーキット「シルバーストーン」。F1をはじめ、多くの国際レースが開催されている。
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ロンドンから約1時間ほどクルマを走らせたところにある、英国の老舗サーキット「シルバーストーン」。F1をはじめ、多くの国際レースが開催されている。
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新旧取り混ぜてシルバーストーンの駐車場に並ぶ、ミニ、Mini、MINI。ドーバー海峡を越えて、1万台以上が集まったというから驚きだ。
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前夜のプレス向けカンファレンスには、ミニスカートの生みの親であるマリー・クワントさんの姿も。「ミニスカートという名前はね、実は当時私の愛車だった『ミニ』から付けたの」という衝撃の(?)エピソードが語られた。背後にあるのは、50周年を記念して発売される「MINIカムデン」。ロンドンの流行発信地であるカムデン地区から命名された。
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同じく50周年記念モデル「メイフェア」。こちらは、ロンドンの高級地区「メイフェア」から命名。
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本来は子供用に用意されていたようだが……「誰でも乗れるミニ」という条件にひかれたか、殺到したのは大の大人たち。自らの足で蹴って進む、ミニ・ミニ・レースも行なわれていた。
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MINIコンバーチブルを引っ張る競争。男性のみならず、女性の参加者もあり、異様な盛り上がりを見せていた。
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1959年に自動車デザイン界の鬼才、アレック・イシゴニスの手によって生み出されたクラシック・ミニのオリジナルが展示されていた。壁面には、クラシック・ミニが如何に文化を担ってきたかわかる新聞記事の切抜きなどがレイアウトされて……。BMW傘下になってもクラシック・ミニへの尊敬が引き継がれていることがわかる。
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1959年製からずらっと、年ごとに生産されたミニが並ぶ。この写真を撮影した段階では、1959年モデルはまだ到着していなかった。そういうご愛嬌のアクシデントも、ユーザー主体のイベントらしくて微笑ましい。
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英国を代表するデザイナー、ポール・スミスをパドックで発見。”お忍び”的なイベント訪問だそうだが、さすがに彼の顔を知る人は多い。サインをねだるファンや、コメントを求めるメディアにも、快く応じていた。
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スズキ・ジムニーをベースに、クラシック・ミニのボディを搭載した「SU-MINI」。なんでこんなミニを作ったの? 「だって、ミニが好きだから!」そう笑顔で応えたオーナーは、なんと女性。
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残念ながらオーナーにはあえなかったが、運転席にはミスター・ビーン人形。愛用のクマちゃんのぬいぐるみも傍らに。ビーンの名が入った運転免許も一緒に飾られていた。ドアのカギは、もちろん南京錠。
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ワンメイク・レース用に作られた「ジョンクーパーワークス・ミニチャレンジ」が競い合う。
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ロシアのミニのクラブ、「PEOPLE」の面々。一番遠くから参加したメンバーは、4泊の後、会場に着いたという。
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イタリア・ミザーノで開催された初回の「MINIユナイテッド」から連続参加しているギリシャ人のオーナー。片言の英語で一生懸命にミニの話をしてくれた。
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公式スポンサーとして、クッション・メーカーのファットボーイ、ゲーム・メーカーのウィー、ファッション・ブランドのリプレイ、オーディオのハーマン・カードンなどが特設ショップを出していた。
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1970年代のアイコンにして、現在もソロで活躍を続けるポール・ウェラーによるライブが開催された。多くのヒトが知っているナンバーがかかると、みな一斉に踊りだし、会場は野外フェスさながらの熱気に包まれた。
『第97回:英国でミニまみれ!? 〜「MINIユナイテッド2009」の会場から』の記事ページへ戻る