
徹底的にコストダウンして47万円という低価格を実現した「アルト」(1979年)。メカニズムも一新され、12年ぶりにRRからFFに戻り、539cc水冷2ストローク3気筒(28ps)エンジンで前輪を駆動する。朱色のボディカラーは、鮮やかな赤より塗料のコストが安かったため採用されたと言われている。
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徹底的にコストダウンして47万円という低価格を実現した「アルト」(1979年)。メカニズムも一新され、12年ぶりにRRからFFに戻り、539cc水冷2ストローク3気筒(28ps)エンジンで前輪を駆動する。朱色のボディカラーは、鮮やかな赤より塗料のコストが安かったため採用されたと言われている。
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背景には当時の家電など、価格比較の対象となるモノがあれこれ展示されている。
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2代目「アルト」の特別仕様車「麻美スペシャル」(1985)。「アルトAタイプ」をベースに、エアコンや熱線入りリアウィンドウなどを標準装備。エンジンは543cc水冷4ストローク3気筒SOHC(31ps)。
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3代目「アルト」にラインナップされた「スライドスリムlb」(1988年)。先代以来の回転式ドライバーズシートも装備されている。
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グラスルーフを備えた世にも珍しい4ナンバーの商用車登録のスペシャルティカーである3代目「セルボ」(1988年)。エンジンは、547cc水冷4ストローク3気筒SOHC12バルブ(40ps)で、FFのほか4WDも設定されていた。
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2代目「セルボ」から派生したミニ・ピックアップの「マイティボーイ」(1983年)。ルーフのように見えるのは、サイド部分のみの「デッキカバー」と呼ばれるもの。45万円という低価格だった。
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1991年に発売された「カプチーノ」。ボンネットやトップにアルミパネルを採用、軽自動車初の4輪ダブルウィッシュボーンサスペンション、4輪ディスクブレーキという凝った設計で、フロントミドシップされたエンジンは、657cc水冷直3DOHC12バルブターボ(64ps)。価格は145万8000円と高価だった。
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ホイールベース1800mm、全長2735mmという超コンパクトな2座シティコミューターとして、2003年に発売された「ツイン」。リッターあたり34kmという低燃費を誇る、軽自動車初のハイブリッド仕様も設定されていたが、価格は廉価版で129万円とガソリン車の倍以上だった。