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教習所で習ったときの内容を覚えていますか? プロジェクターを用いてベストなドライビング・ポジションの取り方を教わる。
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ステアリングを握る位置についても、なぜそうなのか理論的に教えてくれる。
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コーンに向かってフル加速! 教習車の323iが快音を奏でる。
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ドライ路面でのブレーキング特訓の後、散水車で水を撒いてウェット路面での練習も行う。
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ウェット路面だと制動距離が伸びてしまうことを身をもって体感。思い通りにコーンを避けられないこともあった。ABSも決して万能ではない。
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コーナーはもっとも個人差が出やすい。加減速、ブレーキング、ステアリング操作すべての要素が含まれているからだ。マニュアルモードがあるAT車なら低いギア固定で走ってみるとエンジンブレーキが効くので、自分のアクセルワークがよくわかる。安全な場所で練習してみるといい。
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受講生のクルマの中にはトランシーバーが備え付けられており、常時インストラクターからのアドバイスを受けられる。褒められるとけっこう嬉しい。
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運転時、目線が近くなりがちな人は「自分の行きたい方向」を見るようにする。そうすると、遠くを見られるようになり動作にも余裕が出てくる。モータースポーツと同様だ。
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130iのようにパワーがあるクルマは、濡れた路面でのアクセルワークは慎重に。教習車にはスタビリティ・コントロールが備わっていたので、タイヤが限界を超えてスピンしそうになると、自動的に4輪のブレーキを絶妙にコントロールしてクルマを安定させてくれる。
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萩原講師が、スタビリティ・コントロールを解除してのスピン回避を披露! 「『カウンターステアで回避する』というと難しく聞こえますが、要はクルマが逆を向いても自分が進みたい方向へステアリングを切ればいいんです」とのこと。今回はプログラム上体験できなかったが、一般向けの講習では受講者もカウンターステアの練習ができる。
『第70回:あえて危険な状況を体験する!? 「BMWドライバー・トレーニング」に参加した』の記事ページへ戻る