「フォード・エクスプローラー」のトラックバージョン発売 【ニュース】

「フォード・エクスプローラー」のトラックバージョン発売

フォード・ジャパン・リミテッドは、新型ピックアップ「エクスプローラー・スポーツトラック」を2007年6月20日に発売した。

「エクスプローラー・スポーツトラック」は、SUVのエクスプローラーをベースに、ボディ後半をベッド（荷台）としたピックアップトラック。
安全で快適なエクスプローラーと機能的なトラックを融合させた、新しいSUVを謳う。

ボディサイズは、全長×全幅×全高＝5370×1870×1840mm。ホイールベースはエクスプローラーより425mm延長されて、3315mmに。ベース車を踏襲するラダーフレームシャシーは前後に伸び、横方向のクロスメンバーが追加された。
さらに、ドライブシャフトを2ピース化、スプリングやスタビライザーが硬めに設定されるなど、スポーツトラック独自のチューニングが施された。

アイデンティティたるベッド部は、1280×1415×555mmのスペース。表面には軽量かつ耐腐食性を備えるSMC（シート・モールディング・コンパウンド）材が使われる。
着脱可能な「キーロック機能つきハードトノカバー」は、中央のヒンジを軸に前後の個別開閉が可能。ゲート両サイドやキャビン側底面に収納ボックスを備えるなど、ユーティリティ性もポイントだ。

エンジンは、エクスプローラ「XLT」と同じ4リッターV6のSOHCのみで、213ps/5100rpmと35.1kgm/3700rpmを発生。5段ATが組み合わされる。

ラインナップは、左ハンドルの「XLT」のみ。車体色はブラックを基本に、レッド、シルバー、ゴールド系の3色が受注生産で用意される。価格は、398万円となっている。

（webCG 関）

「フォード・エクスプローラー・スポーツトラックXLT」。初代スポーツトラックは2001年にデビュー。2代目となる。

写真の車体色は受注生産の「レッドファイヤーメタリック」。

ハードトノカバーは標準装備される。
小物入れに12V電源ソケット、内部からの脱出用スイッチも備える。ベッド側面には、左右に3つずつ計6つのタイダウンフックが備わる。

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