【IRL 2006】第90回インディ500、ゴールライン直前の大逆転でホーニッシュV
2006.05.29 自動車ニュース【IRL 2006】第90回インディ500、ゴールライン直前の大逆転でホーニッシュV
第90回インディアナポリス500マイルレースが、2006年5月28日、米インディアナ州のインディアナポリス・モーター・スピードウェイ(1周2.5マイル/約4km)を200周して行われた。
800kmにおよぶ長丁場レースは劇的な幕切れを迎えた。ファイナルラップでトップを走行するのは、ルーキーのマルコ・アンドレッティ。サム・ホーニッシュJr.がこれに追走し、ゴールライン直前でマシン1台分先行することに成功、大逆転勝利を手に入れた。
ホーニッシュにとってはインディ500初制覇。 2位アンドレッティとの差は史上2番目の僅差となる0.0635秒。所属するチーム・ペンスキーはインディ500勝利記録を「14」に伸ばした。
名門アンドレッティ家はインディ500でまたしても勝てず。マルコの父マイケル・アンドレッティは、今回だけレーシングドライバー業に復帰したが、息子の背後3位どまりだった。
松浦孝亮は、3回目のインディ500を自己ベストの予選7位からスタートしたが、ハンドリングが思わしくなく15位と不調に終わった。またスポット参戦となったロジャー安川は、予選28位からの16位でフィニッシュした。
(文=webCG 有吉/写真=本田技研工業)
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