【Movie】1億6300万円で1001ps、「ブガッティ・ヴェイロン16.4」で300km/hオーバーを味わう(前編)
2005.12.02 自動車ニュース【Movie】1億6300万円で1001ps、「ブガッティ・ヴェイロン16.4」で300km/hオーバーを味わう(前編)
2005年の東京モーターショーで正式に市販モデルとして発表された「ブガッティ・ヴェイロン16.4」。1億6300万円(予定)という超高級車、最高出力1001psというモンスターマシンに同乗できる機会が訪れた。舞台は富士スピードウェイ本コース。豪快な走りっぷりを動画でお楽しみ下さい。
■最高速は407km/h!
新生富士スピードウェイに用意された「ブガッティ・ヴェイロン16.4」は2台。世界で合計300台しか生産されないうちの、貴重な2台である。
まず、ブガッティ・ヴェイロン16.4の性能をおさらいしておこう。搭載エンジンは8リッターW16ユニットで、4輪を駆動する。16.4という車名の由来はここにあるわけだ。組みあわせられるトランスミッションは7段のDSG。
最高出力1001ps/6000rpm、最大トルク127.6kgm/2200-5500rpmというモンスターユニットを持つマシンのパフォーマンスは、最高速407km/h、0-100km/h加速わずか2.5秒というもの。
前後ダブルウィッシュボーンのサスペンションに、ミシュランPAXシステムを採用したランフラットタイヤを装着。前400mm/後380mmという大径のブレーキディスクローターは、それぞれ8ポッド、6ポッドのピストンがあてがわれ、強力な制動力を発揮する。
■3種類ある走行モード
走行状況に応じて、3種類のエアロダイナミクスのモードが用意される。通常走行(といっても220km/hまで対応)の「スタンダード」、高速でのハンドリングを高める「ハンドリング」、そして375km/h以上を目指す「トップスピード」だ。それぞれ、車高やディフューザー、スポイラーの角度が変わる。
なお、ハイスピードモードに変更するには、車両を一旦停止させ、サイドシル付近にあるもう一つの鍵穴に専用のキーを差し込まなければならない仕組みである。また急減速時には、速度や減速Gに応じてリアスポイラーが跳ね上がり、エアブレーキも使用される。次々と行われる体験試乗はそれぞれ2周ほどだが、ピットイン毎にドイツ人エンジニアが車両をチェック。さらに、頻繁にガソリン給油がなされていた。100リッターもある燃料タンクはすぐに空になってしまうらしい。
さて、そろそろリポーターの乗り込む順番である。
(後編へつづく)
(webCG 本諏訪)
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