【東京モーターショー2005】フィアット「モータースポーツに、デザインに」
2005.10.20 自動車ニュース【東京モーターショー2005】フィアット「モータースポーツに、デザインに」
2005年10月19日、第39回東京モーターショーのプレスデイ初日。フィアットのブースでは2台の日本導入予定モデルが注目を集めた。
■グランデプントがラリー参戦?
フィアット・ブースはつねに混み合っていた。というのは展示車両を見にくるのはもちろん、プレス向けに用意されたケータリングが他を圧倒するおいしさのため、国内外を問わずにプレスが食事を求めて来るのである。
展示内容は日本初公開となる「グランデプント」と「パンダアレッシィ」である。
1997年以来販売を続けているプントにグランデプントが仲間入り。欧州ではすでに2005年9月に発売されているグランデプントの日本導入は2006年7月の予定だ。名前のグランデは文字通りサイズアップを意味しており、サイズは全長×全幅×全幅が4030×1680×1490mmで、195×20×10mm大きくなっている。
さらに、展示されている市販のグランデプントの隣には、世界ラリー選手権(WRC)参戦を目指して開発された「グランデプント・ラリー」も展示されていた。最高出力は280psを発生する2リッターターボに換装され、駆動方式は4WDとなる。オーバーフェンダーの盛り上がりは自然で非常に美しい仕上がりだ。
パンダアレッシィは、イタリアの雑貨メーカーであるアレッシィとのコラボレーションで生まれたスタディモデルである。「デザイン哲学の融合」と謳うエクステリアは見てのとおりポップで女性には好評だった。
モータースポーツにデザインにと活発な動きを見せるフィアットだが、プレスブリーフィングの最後には、日本以外にもマレーシアなどの東南アジアにも進出を果たしたいと、鼻息も荒かった。
(NAVI 吉岡)
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