【東京モーターショー2005】「光岡・オロチ」2006年夏にデビュー目指して開発中
2005.10.19 自動車ニュース【東京モーターショー2005】「光岡・オロチ」2006年夏にデビュー目指して開発中
光岡自動車は、2003年にデザインスタディを出展した「オロチ」の市販化について発表。エンジンの仕様やデビュー予定について発表された。
■世界に羽ばたくスーパーカーを目指す
3度目のモーターショー出展をはたした光岡自動車は、ビュートやガリューなど、市販車をクラシカルに改装したモデルを主として販売するが、スポーツカーZERO-ONEなどのオリジナルモデルもラインナップする。
光岡の時期ニューモデルとして、“あの”オロチの市販化がアナウンスされた。
同社代表取締役社長の光岡彰夫氏は、オロチについて「お待たせしました」と、市販化に向けた開発が進められていることが述べられた。今年の10月3日、JARIにおいて実施したオロチの走行テストに参加してステアリングホイールを握り、「大変気に入ったクルマに仕上がった」「スーパーカーブーム以来、28年ぶりのワクワク、ドキドキ」を味わったと語る。
テスト車は、パイプフレームにFRPボディを被せたプロトタイプだが、市販車はドアなどがスチール製になることが決定。エンジンとトランスミッションは、トヨタから供給される3.3リッターV6と5段ATだという。光岡の考えるスーパーカー「圧倒的な存在感をもち、誰でも運転できるクルマ」というコンセプトにそった内容だ。
現在、国土交通省に「新型車」としての型式を申請すべく、種々のテストを進めているという。道路交通法が複雑化し、パスしなければならない項目は多岐にわたるが、他メーカーの協力を得て進行中。06年2月に国土交通省の認定をパス、4月に受理され、7月の認可を予定している。価格は未定だが、09年までに400台を生産。日本だけでなく、海外への展開も考えているという。
光岡ブースには、オロチのロードスターバージョン「オロチヌードトップロードスター」をはじめ、光岡ならではの個性的な車種が並ぶ。
(webCGオオサワ)
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