「オペル・アストラ」の人気車種「アストラワゴン」登場
2005.01.20 自動車ニュース「オペル・アストラ」の人気車種「アストラワゴン」登場
ゼネラルモーターズ・アジアパシフィック・ジャパンは、コンパクトハッチ「オペル・アストラ」のワゴンバージョン「アストラワゴン」を、2005年1月20日に発売した。
ラインナップはハッチバックと同様、ベーシックな「1.8CD」、アクティブダンパーを備える「1.8 Sport」と、2リッターターボを積む「2.0 Turbo Sport」の3種類だ。
■日本で約7割
スポーティに生まれ変わった現行3代目「アストラ」に、ワゴンが加わった。先代の場合、わが国でのアストラの販売比率の約7割を占めた、人気車種である。
エクステリアは、ニューアストラのアグレッシブなイメージを踏襲しつつ、ホイールベースを90mm延長して2705mmとし、後席と荷室空間を拡大。ワゴンとしての利便性を高めた。といっても、ボディサイズは、全長×全幅×全高=4520×1760×1475mm。拡大傾向にある自動車業界にあって、手頃なサイズといえる。
パワートレインは、ハッチバックと同じ、「1.8CD」と「1.8 Sport」が1.8リッター直4(125ps、17.3kgm)+4AT、「2.0 Turbo Sport」は2リッター直4ターボ(200ps、26.7kgm)に6段MTを組み合わせる。
Sport系は、走行状況に応じて最適なサスペンション制御を行うアクティブダンパー「CDC(コンティニュアス・ダンピング・コントロール)」を搭載。利便性のみならず、生まれ変わった走りも自慢だ。
またハッチモデルと同じく、ABSや横滑り防止装置「ESP Plus」などを統合しシャシーをコントロールする「IDS(インタラクティブ・ドライビング・システム)」は全車に標準で備わる
ワゴンづくりに長けたオペルらしく、使い勝手にもこだわり。後席には、4:2:4分割可倒式を採用(Sport系)。上級「ベクトラワゴン」に採用した、荷室に設けられたレールにネットや固定金具を付けて、ラゲッジスペースを区切るなど多彩な使い方を実現する「フレックスオーガナイザーシステム」も備わる。
全車右ハンドル仕様。価格は、1.8CDが250.0万円、1.8 Sportが280.0万円、2.0 Turbo Sportは330.0万円。Sport系には、エアロパーツなどでスポーティに装う「OPCエアロラインパッケージ」が、21.0万円高で用意される。
(webCGオオサワ)
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
-
オペル・オメガワゴン スポーツ(4AT)【試乗記】 2002.8.7 試乗記 オペル・オメガワゴン スポーツ(4AT)
……429.0万円
オペルのフラッグシップ「オメガ」。日本での2002年モデルは、17インチタイヤにスポーツサスを組み合わせた「オメガワゴン スポーツ」のみがラインナップされる。フロントグリルが新しい大型ワゴンに、webCG記者が試乗した。
-
-
オペル・アストラワゴン・スポーツ(4AT)【試乗記】 2002.7.27 試乗記 オペル・アストラワゴン スポーツ(4AT)
……284.0万円
オペルのミドルクラス「アストラワゴン」に、2.2リッター直4と専用サスペンションを搭載した「スポーツ」が追加された。乗ってみて「いい意味で驚いた」という、webCG大川悠エグゼクティブディレクターのインプレッション。
-
マツダMX-30(4WD/6AT)【試乗記】 2020.12.17 試乗記 「わたしらしく生きる」をコンセプトに開発された、マツダの新型クロスオーバー「MX-30」。いざ乗り込んでみると、これまでのマツダ車では味わえなかった、さまざまな個性が見えてきた。
-
BMW 218dグランクーペ プレイ エディションジョイ+/318iツーリング【試乗記】 2020.12.19 試乗記 クルマの本質は“素”のモデルにこそにじみ出る! 「218d」と「318i」、すなわち「2シリーズ グランクーペ」と「3シリーズ ツーリング」のエントリーグレードに試乗し、入門用BMWの実力をテストした。
-
ホンダN-ONEプレミアム(CVT)/N-ONE RS(CVT)/N-ONE RS(6MT)【試乗記】 2020.12.15 試乗記 クラシックなスタイリングと上質な走りが自慢の軽乗用車「ホンダN-ONE」が、デビューから8年を経てフルモデルチェンジ。初代から受け継がれた“タイムレス”なデザインと、隔世の進化を遂げた走りを併せ持つ一台の、希有(けう)な魅力をリポートする。