【デトロイトショー2005】三菱もピックアップトラックを投入、「エクリプス」は4代目へ
2005.01.12 自動車ニュース【デトロイトショー2005】三菱もピックアップトラックを投入、「エクリプス」は4代目へ
年初恒例のデトロイトショー(NAIAS=North American International Auto Show)が、2005年1月9日に開幕。三菱自動車と北米三菱自動車は、ピックアップトラック「レイダー」と、4代目となる「エクリプス」を発表した。いずれも、昨年のデトロイトに出展したコンセプトモデルの市販バージョンである。
■ヘビーデューティーなピックアップ
「レイダー」は、アメリカで人気の高いピックアップトラックのニューモデル。アクティブなライフスタイルに適した走行性能と、それに見合うカラーリングにより、ユーザーの心をかき立てるモデルに仕上げたと謳われる。
ボディは頑丈なスチールフレーム構造。フロントサスペンションはダブルウィッシュボーンだが、リアはリーフスプリングのリジッドとするなど、ヘビーデューティーなつくりがトラックらしい。
ボディ形状は、観音開き式の補助ドアを持つ2ドアと、4ドアの2バリエーションを設定した。
エンジンは、4.7リッターV8(230ps)、または3.7リッターV6(210ps)の2種類で、前者に5AT、後者には4ATあるいは6MTが組み合わされる。駆動方式はFR、または4WD。携帯電話のハンズフリーシステムなどに利用できる、Bluetoothを車内通信に採用した。
■ひとまわり大きくなった
4代目となる「エクリプス」は、スポーティな躍動感を意識してデザインされたという。
ボディサイズは、現行モデルよりひとまわり大きい、全長×全幅×全高=4565×1835×1358mm。エンジンは、可変バルブタイミング機構「MIVEC」ヘッドを備える3.8リッターV6(260ps)と、2.4リッター直4(165ps)の2種類で、V6モデルにはスポーツモード付き5ATか6MTを設定。直4車には4ATか5MTが組み合わされる。
650ワットの高出力アンプを備える、ロックフォード・フォスゲート社製9スピーカーオーディオシステムや、V6モデルに18インチの大径ホイールがオプションで用意される。また前席に、フロント/サイド/カーテンエアバッグを標準装備し、安全性を高めたこともトピックだ。
(webCGオオサワ)
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