スズキのグローバルカー「スイフト」一新

2004.11.01 自動車ニュース webCG 編集部
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スズキのグローバルカー「スイフト」一新

スズキは、同社の世界戦略車である小型乗用車「スイフト」をフルモデルチェンジし、2004年11月1日に発売した。

■日本を皮切りに4カ国で

軽自動車「Kei」をベースにした、1.3リッター直4エンジン搭載の小型乗用車として2000年1月に誕生したのが「スイフト」。国内ではちょっと地味めでも、欧州などではWRCのエントリークラスJWRCに「イグニス」として参戦するなど、スズキのグローバル戦略を担うモデルとしての礎を築いてきた。

初のフルモデルチェンジではプラットフォームを一新し、本格的な世界戦略車として船出する。9月のパリサロンでお披露目されたこのニューモデルは、日本をはじめ、ハンガリー、インド、中国の世界4カ国で生産され、各国でリリースされる予定なのだ。

5ドアボディのサイズは、全長×全幅×全高=3695×1690×1510(4WDは1535)mm、ホイールベース=2390mmとやや大型化。これに、3psパワーアップした「M13A型」1.3リッター直4(91ps/6000rpm、12.0kgm/4000rpm)、あるいは「M15A型」という1.5リッター(110ps/6000rpm、14.6kgm/4000rpm)を載せる。
トランスミッションは4段ATが組みあわせられ、1.3リッターは5段MTもラインナップ。FFに加えフルタイム4WD仕様も用意する。

装備面では、全車にエアコン、パワーステアリング、キーレスエントリーなどを標準で与え、また前席SRSエアバッグ、4輪ABS、SRSカーテンエアバッグ(1.5リッターにオプション)、フロントシートSRSサイドエアバッグ(同じくオプション)などで安全面をカバーする。

価格は、1.3リッター+5MT+FFの101万3250円から、1.5リッター+4AT+4WDの154万3500円まで。月3000台の販売を目指す。

なお、価格をウリとした「スイフトSE-Z」(税抜き79.0万円)と、3ドア+1.5リッターの「スイフトスポーツ」は従来型が継続販売される。

(webCG 有吉)

スズキ「スイフト」:
http://www.suzuki.co.jp/dom4/lineup/swift/

 
スズキのグローバルカー「スイフト」一新の画像


 
スズキのグローバルカー「スイフト」一新の画像

新しくなったプラットフォーム。サスペンションは、前マクファーソンストラット、後トーションビーム式を採用した。
 

	新しくなったプラットフォーム。サスペンションは、前マクファーソンストラット、後トーションビーム式を採用した。
	 


 
スズキのグローバルカー「スイフト」一新の画像

旧型比で、フロントトレッドが+65mm、リアが+95mmも広がり、走行安定性が向上したという。
 

	旧型比で、フロントトレッドが+65mm、リアが+95mmも広がり、走行安定性が向上したという。
	 

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