ベンツのロードスター「メルセデスベンツSLK」がフルモデルチェンジ

2004.09.06 自動車ニュース

ベンツのロードスター「メルセデスベンツSLK」がフルモデルチェンジ

ダイムラークライスラー日本は、メルセデスベンツの2座オープンスポーツ「SLK」クラスをフルモデルチェンジして、2004年9月6日に発表、同日販売をはじめた。3.5リッターV6を積む「SLK350」と、5.5リッターV8搭載のAMGバージョン「SLK55AMG」の2種類で、価格はそれぞれ、672.0万円と959.7万円。

■スポーツカーを凌駕

7年ぶりにフルモデルチェンジした「SLK」は、ボディやシャシー、エンジンを強化し、「このクラスのスポーツカーを凌駕するロードスターに変貌」させたという。先行して発売された「BMW Z4」、近々フルモデルチェンジや車種追加がウワサされる、「ポルシェ・ボクスター」といった、スポーティなライバルを意識した内容だ。
日本に導入されるのは、3.5リッターV6を積む「SLK350」と、5.5リッターV8搭載のAMGバージョン「SLK55AMG」の2種類。ちなみに、本国には2リッター直4スーパーチャージャーをつむエントリーグレード「SLK200コンプレッサー」もあるが、導入は見送られたようだ。

新しいSLKの外観は、スーパーグランツーリズモ「SLRマクラーレン」を彷彿とさせる、アグレッシブなフロントマスクを採用。張りのある面にエッヂを利かせたサイドビュー、コンパクトで滑らかなリアエンドなど、全体をスポーティなフォルムに仕上げた。
ボディサイズは、全長×全幅×全高=4090(+80)×1810(+65)×1300mm(カッコ内は先代比)。ホイールベースは30mm拡大された2430mmである。新型のボディは高張力鋼板を約4割に使用したほか、アルミ合金、マグネシウム合金を部分的に採用することで、強固かつ軽量に設計。先代に較べ、オープン時の曲げ合成が約20%、ねじれ剛性は約45%高いという。車重は90kg増しの1490kg(SLK350)。

SLKの目玉たる電動格納式ハードトップ「バリオルーフ」には、「SL」と同じリアウインドゥが回転する機構を採用。開閉時間を約22秒に短縮し、格納サイズを小さくすることで、オープン時のトランク容量を拡大した。ルーフを開けた際のトランク容量は、先代より大きい185リッター。キーレスエントリーから開閉できるようになったこともニュースである。

インテリアは、ステアリングホイールやセンタートンネルをブラック、ドアハンドルやスイッチ類にシルバーを使い、スポーティを演出。同時に、居住性やエアコン類を進化させ、快適性と両立したことが自慢である。とくにオープン時の快適性にこだわり、乗員の上を空気が流れるようシートを配したほか、首周りを暖めるヒーター「エアスカーフ」(SLK55AMGに標準)を新たに開発した。装備品として、VICS/ETC対応DVDナビゲーションシステムやオーディオがセットになった「マルチファンクションコントローラー」、左右独立調整式のフルオートエアコンなどが標準で備わる。

エンジンは、新開発の3.5リッターV6DOHC24バルブ(272ps/6000rpm、35.7kgm/2400〜5000rpm)と、AMGがチューンした5.5リッターV8SOHC(360ps/5750rpm、52.0kgm/4000rpm)の2種類。トランスミッションはいずれも、「S500」など5リッターV8モデルに採用された7段AT「7G-ギアトロニック」だ。レバーの左右、またはステアリングホイール上のスイッチ(SLK55AMGに標準)でシフト可能なマニュアルモードのほか、コンフォートとスポーツ、2つのオートモードを備える。

サスペンションは、フロントに3リンクと呼ばれるマクファーソンストラットを採用。リアはお得意のマルチリンク式である。パワーステアリングは、140km/hまで速度に応じてアシスト量を変化させる、パラメータステアリング。パーキングスピードでは、従来より50%も操作力が小さいという。

安全装備は、乗員側面を保護するSRSヘッドソラックスエアバッグや、横転時に乗員を保護する強化Aピラー&ロールバー、スピン防止デバイスESPを標準搭載する。

(webCGオオサワ)

メルセデスベンツ:
http://www.mercedes-benz.co.jp/

 
ベンツのロードスター「メルセデスベンツSLK」がフルモデルチェンジの画像

「日本にSLKを導入することにより、メルセデスブランドをさらに強固なものにする」と息巻く、ダイムラークライスラー日本のハンス・テンペル社長。
 

	「日本にSLKを導入することにより、メルセデスブランドをさらに強固なものにする」と息巻く、ダイムラークライスラー日本のハンス・テンペル社長。
	 


 
ベンツのロードスター「メルセデスベンツSLK」がフルモデルチェンジの画像


 
ベンツのロードスター「メルセデスベンツSLK」がフルモデルチェンジの画像


 
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連続可変式カムシャフト、2ステージインテークマニフォールドなどを採用した、新型3.5リッターV6エンジン。
 

	連続可変式カムシャフト、2ステージインテークマニフォールドなどを採用した、新型3.5リッターV6エンジン。
	 

SLK55AMGの0-100km/h加速は、たったの4.9秒。最高速度はリミッターにより250km/hに制限される。
 

	SLK55AMGの0-100km/h加速は、たったの4.9秒。最高速度はリミッターにより250km/hに制限される。
	 

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