「クライスラーPTクルーザー」にオープンモデル登場
2004.06.23 自動車ニュース「クライスラーPTクルーザー」にオープンモデル登場
ダイムラークライスラー日本は、「PTクルーザー」のオープンモデル「PTクルーザーカブリオリミテッド」を、2004年6月23日に発表した。販売は7月1日から。
かつて“日本車キラー”として騒がれ(そしてあっという間に忘れ去られ!?)た「ネオン」をベースに、クラシカルな外観、モダンなインテリアを載せたアメリカンコンパクト「PTクルーザー」に、4座オープン「PTクルーザーカブリオ」が加わった。
ハッチモデルから433ccボリュームアップした2.4リッター直4(143ps、21.8kgm)を搭載。トランスミッションは4段ATが組み合わされる。グレードは、レザーシートやシートヒーターを装備する上級「リミテッド」のみで、価格はセダンの同グレードより29.4万円高い、333.9万円だ。
PTクルーザーと見まがうような外観のカブリオだが、ボディは専用設計。ドア枚数を4枚から2枚に変更、左右ドアはセダンより188mm長く、ソフトトップをもつ全高は90mm低くなった。全長4330mm、全幅1750mm、ホイールベース2615mmは変わらない。
トップの開閉は、前端のレバーでロックを外してスイッチを押す電動式。オープン/クローズの所要時間は約10秒だ。オープン時の外観を特徴付ける、前後席の間に設けられた「スポーツバー」は、見た目だけでなく、安全性向上、走行時の風の巻き込み低減、静粛性やノイズを抑える効果があるという。
インテリアは、カブリオ専用のツートンカラー仕様で、シート表皮やトリムにはレザーが奢られる。
前席を可倒式スライドシートとして、後席への乗降性に配慮。リアシートは50:50のダブルフォールディング式で、9通りのシートアレンジを実現、と高い実用性もウリとする。
PTクルーザーは、デザインコンシャスな昨今のクライスラーを代表する車種。日本では2000年7月の導入から04年4月までに9000台強を販売。全世界では累計60万台をリリースした。
(webCGオオサワ)
クライスラージャパン:
http://www.chrysler-japan.com/
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