三菱は2台のコンセプトカーを世界初公開【ジュネーブショー2013】
2013.02.14 自動車ニュース【ジュネーブショー2013】三菱はハイブリッド車と電気自動車、2台のコンセプトカーを出展
三菱自動車は2013年2月14日、スイスで開催されるジュネーブモーターショー(会期:2013年3月5日〜3月17日)において、「三菱コンセプトGR-HEV」「三菱コンセプトCA-MiEV」の2台のコンセプトカーを世界初公開すると発表した。
「三菱コンセプトGR-HEV」は、環境性能と走行性能を両立した「スポーツユーティリティートラック(SUT)」のコンセプトカーである。パワーユニットには、燃費に優れたクリーンディーゼルエンジンと、モーター、バッテリーを組み合わせた、FRベースのハイブリッドシステムを採用。走行時のCO2排出量は140g/kmをうたっている。
また、「パジェロ」などで培った「スーパーセレクト4WD」と車両運動統合制御「S-AWC(Super All Wheel Control)」を組み合わせた、次世代の 4WD システムを採用。優れた走行性能を実現しているという。
もう1台の「三菱コンセプトCA-MiEV」は、将来のEV(電気自動車)を想定したコンパクトタイプのコンセプトカー。パワーユニットには、高エネルギー密度のバッテリーや高効率のEVシステム(モーター、インバーター、回生ブレーキ、非接触充電システム)など、同社が開発中の次世代EV技術を採用しており、ボディーの徹底した軽量化や優れた空力性能とも併せて、航続可能距離300kmの実現をうたう。
同社は、これら2台のコンセプトカーに採用される先進技術により、「環境対応」と「新興国対応」を両立していくとしている。
(webCG)
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