Cセグメントに成長した新型「Aクラス」発売
2013.01.17 自動車ニュースメルセデス・ベンツ、Cセグメントハッチバックとなった新型「Aクラス」を発売
メルセデス・ベンツ日本は2013年1月17日、新型「Aクラス」を発表し、販売を開始した。
■オーソドックスなCセグメントハッチバックに
既報のとおり、3代目となる新型「Aクラス」は2012年3月のジュネーブショーで世界初公開され、同年6月に本国で正式発表された。日本においても、11月にプロモーション用のオリジナルアニメをweb公開するなど、事前告知が進められてきた。
ボディー形状は、スペース効率を優先した先代モデルから一変。全長×全幅×全高=4290×1780×1435mm、ホイールベース=2700mm(いずれも「A180ブルーエフィシェンシー」)と、大幅に拡張された全長と低められた車高により、“トールスタイル”のBセグメントコンパクトから、オーソドックスなCセグメントハッチバックに変身している。
充実した安全装備も新型の特徴とされており、追突のリスクを低減する「レーダー型衝突警告システム」や、ドライバーの運転を監視し、疲労を検知すると警告を発する「アテンションアシスト」、事故の際に歩行者の負傷を軽減する「アクティブボンネット」などが全車に標準装備される。さらにオプションで、全車速追従型レーダークルーズコントロールの「ディストロニックプラス」や、車両の斜め後方を監視する「ブラインドスポットアシスト」なども用意されている。
エンジンは1.6リッター直4ターボ(122ps、20.4kgm)と2リッター直4ターボ(210ps、35.7kgm)の2種類。トランスミッションには「7G-DCT」と呼ばれるデュアルクラッチ式が組み合わされる。「ECOスタートストップ機能」と呼ばれるアイドリングストップ機構や、電動パワーステアリング、空気抵抗を考慮したボディ形状など、燃費に寄与する技術や工夫も多数導入されており、JC08モード燃費は1.6リッター車で15.9km/リッターとなっている。
ラインナップは1.6リッターの「A180ブルーエフィシェンシー」(284万円)と「A180ブルーエフィシェンシー スポーツ」(335万円)、2リッターの「A250 SPORT(シュポルト)」(420万円)の3種類となっている。
(webCG)