キャディラック、2002年モデルを発表
2002.01.28 自動車ニュースキャディラック、2002年モデルを発表
ヤナセは、「キャディラック」2002年モデルの価格を、2002年1月23日に発表、2月1日から販売を開始する。目玉は、今夏発売予定の新型セダン「CTS」だ。
「セビル」の2002年モデルは、前年モデルまで2グレードだったが、高級志向の「SLS」がラインナップからはずれ、スポーティな「STS」のみとなった。ドゥビルは前年同様「DHS」のモノグレードとなる。
両車共通の変更点は、オプションのナビゲーションシステムがCDからDVDに、モニターサイズは5インチから6.5インチになった。販売店オプションとしてハンズフリーフォン機能が追加設定されたのも新しい。
さらに、セビルSTSのホイールを16インチから17インチのクロームメッキに、タイヤサイズを235/60R16から235/55R17に変更。ドゥビルDHSには、前席にデュアルステージエアバッグを装備、前席左右のパワーウィンドウに、ピンチガード(挟み込み防止)機能が備わった。
価格は以下のとおり(カッコ内は前年モデルとの差額)。
・セビルSTS 4ドア/4段AT/左右ハンドル 686.0万円(+16.0万円)
・ドゥビルDHS 4ドア/4段AT/左ハンドル 716.0万円(+6.0万円)
2001年9月のフランクフルトショーで正式デビューを飾り、翌月の東京モーターショーにも出展されたキャディラック新型FRセダン「CTS」(写真)。まったく新しいアーキテクチュアを採用、ドイツはニュルブルクリンクのコースで3年間、約150万kmにわたって鍛えたという、スポーティなテイストをウリとするニューモデルだ。エンジンは3.2リッターと2.6リッターのV6、トランスミッションは5段ATと5段MTを用意する。
日本での発売は2002年夏頃に予定される。価格やラインナップは未定だ。
(webCG 有吉)
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