日産、自動ブレーキの採用車種拡大を発表
2015.01.23 自動車ニュース ![]() |
日産、自動ブレーキの採用車種拡大と販売体制の強化を発表
日産自動車は2015年1月23日、2015年度の国内販売の強化に向けた取り組みの概要を発表した。
■2015年は「基盤固めの年」
同社は、2016年度に主要コアモデルの刷新や軽自動車の増強、電気自動車(EV)の技術を活用したエコカーの導入などを予定しており、大きな新型車の投入予定がない2015年度を「基盤固めの年」と捉え、販売力の強化を推し進めるとしている。
販売ネットワークの強化については、2100ある店舗のうち、80%に当たる1700店舗において改装を実施。このうちの500店舗については2014年度内に改装を行う予定で、2016年度上期までに、残りの1200店舗を改装するとしている。また女性ユーザーに配慮した「レディファースト認定店」を2014年度に100店舗新設し、2015年度には300店舗に拡大。エキスパートショップについても2014年度に160店舗を新設し、2015年度には400店舗にまで拡大する予定だ。
一方人員については、2014年度は1万2300人だった「カーライフアドバイザー」と呼ばれる営業スタッフの数を、2018年度までに1万4000人体制とする予定。特に女性スタッフの数については、2015年度には全体の8%にあたる1000人、2018年度には10%にあたる1400人体制とする予定で、これは2013年度の倍近い人数となる。
こうした取り組みについて、日産の片桐隆夫副社長は「これまでの日産の販売店は、日産ユーザー以外の顧客を獲得するのが苦手だった。新規の顧客や女性にも入りやすく、入れば心地よい店舗にしていきたい」と述べた。
■幅広い車種に自動ブレーキを採用
また、販売車種の商品力を高める施策も実施する。同社では2020年までに自動運転技術を実用化するとしているが、その要素技術となるカメラ認知技術や操作自動化技術、具体的にはアラウンドビューモニターやスマートルームミラー、自動ブレーキ、自動パーキングシステムなどを、幅広いラインナップに採用すると発表した。
特に自動ブレーキについては、2015年度中に電気自動車、商用車を含む、ほぼすべてのカテゴリーのクルマに採用。「自動ブレーキなら日産」という認知を高めたいとしている。
(webCG)
-
NEW
ジョー・バイデン新大統領誕生で自動車産業はどう変わる?
2021.1.22デイリーコラムもめにもめたアメリカの大統領選挙がようやく決着し、第46代となるジョー・バイデン新大統領が誕生した。クルマ好きとして知られる氏は、果たして自動車業界にどんな変化をもたらすのだろうか。 -
NEW
スバル・レヴォーグSTI Sport EX(4WD/CVT)【試乗記】
2021.1.22試乗記いまやスバルの中核モデルへと成長した「レヴォーグ」。六連星(むつらぼし)の新たなフラッグシップと位置づけられる新型は、スポーツワゴンらしい走りと使い勝手のよさが実感できる一台に仕上がっていた。 -
アストンマーティンDBX(前編)
2021.1.21谷口信輝の新車試乗レーシングドライバー谷口信輝が今回試乗したのは、アストンマーティンが開発した高性能SUV「DBX」。そのステアリングを握った走りのプロには、どこか気がかりなところがあるようだが……? -
ホンダCBR600RR(6MT)【レビュー】
2021.1.21試乗記ホンダのミドル級スーパースポーツモデル「CBR600RR」が復活。レースでの勝利を目的に開発された新型は、ライディングの基礎を学ぶのにも、サーキットでのスキルを磨くのにも好適な、ホンダらしい誠実さを感じさせるマシンに仕上がっていた。 -
第690回:GMの本気とBMWの変化球! 大矢アキオがフルオンライン開催の「CES」を練り歩く
2021.1.21マッキナ あらモーダ!オンライン開催された家電エレクトロニクスショー「CES」に大矢アキオが潜入。最新の電気自動車用プラットフォームやフルスクリーンのようなダッシュボード、カーナビゲーションを映し出せるスマートグラスなど、自動車の未来を支える先端技術に触れた。 -
ハーレーのエンベロープをプレゼント!
2021.1.21プレゼント今回は、ハーレーダビッドソンのエンベロープ(封筒)をプレゼント。同ブランド初の量産型電動バイク「ライブワイヤー」が描かれているのがポイントです。奮ってご応募ください。