長澤まさみも登場、アルファの映画賞表彰式
2015.02.27 自動車ニュース ![]() |
長澤まさみも登場、アルファ・ロメオがショートムービーコンテストの表彰イベント開催
FCAジャパンは2015年2月26日、東京のイタリア文化会館において、アルファ・ロメオを起用したオリジナルショートムービーコンテストのグランプリ表彰イベント「ALFA ROMEO CINEMA AWARD」を開催した。
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■「アルファ・ロメオ」が登場する8本のショートムービー
アルファ・ロメオは世界の映画史の中で、さまざまな名作のシーンに登場してきた。そこでFCAジャパンでは、アルファ・ロメオを起用したショートムービーのコンテストを実施。当日は8人の映像作家の応募作品の紹介と、アルファ・ロメオのイメージキャラクターを務める女優の長澤まさみとともにグランプリ作品の発表、表彰が行われた。
審査に先立ち、ドメニコ・ジョルジ駐日イタリア大使が登壇。「私の青春の映画を哀愁を持って挙げるとするならば『卒業』(1967年)という作品で、『デュエットスパイダー』が登場したものだ。実は当時私が付き合っていた彼女(現在の大使夫人)もデュエットでイタリア・ローマを闊歩(かっぽ)していた。なので、とてもキケンなクルマだ(笑)」と自身の映画に関するエピソードを披露し笑いを誘った。
その後、特別審査員も務めた長澤まさみが登場。彼女は先日、雑誌の仕事でアルファ・ロメオの撮影のためにイタリアへ渡った際、イタリアの自動車博物館の一角で、15分ほどのアルファ・ロメオと映画がどのように関わってきたかをまとめた映像を見たという。
「私が生まれる前からアルファ・ロメオはたくさん映画に出演していて、映画をすごく愛しているのだなということが伝わってきた。実際に映画と共に歩んできているクルマなのかなとちょっと思ったりしている」「自分自身もお芝居をして映画やドラマの世界に足を踏み入れているが、アルファ・ロメオというクルマが自分よりも先輩として映画に関わっている姿を見て、勇気をもらうことができて、自分も頑張れる。相手はクルマだが、役者の先輩のような感じだ」とコメントした。
また、その際にバロッコのテストコースにて「4C」をドライブしたエピソードも披露。「爆走してすごく気持ちよかった」と笑顔でその時のことを振り返り、「アルファ・ロメオとともに出演する映画だとしたらアクションやカーチェイスもこなす、かっこいい女性の役をやりたい。実は運動神経は結構いい」とアピールした。
今回応募のあった8作品の印象については、「不思議な世界や、面白おかしい世界、ぐっときて泣けてきたりと、それぞれ個性豊かで、完成度の高い作品が多かった。アルファ・ロメオがどれも印象的に写っており、それは誰かの思い出であったり、憧れであるなどいろいろなパターンがあったが、その瞬間はすごく格好よく、印象に残るカットになっているなと思いながら見た」と高評価だった。
グランプリは、藤澤浩和監督作品の「HERO」に決定。「オリジナリティーあふれる企画を、テンポよく時間の短い中で表現していたことが選考理由」とのことだった。
これら8作品はアルファ・ロメオのホームページで公開されている。
(文=内田俊一/写真=内田俊一、webCG)