新型「Eクラス」初のAMGモデルが日本上陸
2016.10.06 自動車ニュース![]() |
メルセデス・ベンツ日本は2016年10月6日、新型「Eクラス」のモデルラインナップに「メルセデスAMG E43 4MATIC」を追加設定し、注文受け付けを開始した。デリバリー開始は同年10月下旬以降を予定している。
■AMG 43シリーズで最もハイパフォーマンス
メルセデスAMG E43 4MATICは、2016年のニューヨーク国際オートショーで世界初公開されたモデルで、今回、新型Eクラス初のAMGモデルとして日本へ導入された。
メルセデスAMGが専用開発した3リッターV6直噴ツインターボエンジンは、メルセデスAMG 43シリーズの中では最もハイパフォーマンスな最高出力401ps、最大トルク53.0kgmを発生。専用にセッティングされた9段AT「9G-TRONIC」と、四輪駆動システム「AMG 4MATIC」が組み合わされ、0-100km/h加速は4.6秒を実現している。
足まわりはエアサスペンションに電子制御ダンパーを組み込んだ「エアボディーコントロールサスペンション」をベースに「AMGライドコントロールスポーツサスペンション」を専用開発。ネガティブキャンバーの拡大や、エアスプリングとダンパーの強化などでスポーツ走行に適したセッティングとなっている。走行状況に合わせて4輪それぞれを電子制御する連続可変ダンピングシステムの機能により、「コンフォート」「スポーツ」「スポーツ+」の3つのモードを選択することもできる。
一方、エンジンやトランスミッションの走行モードは「AMGダイナミックセレクト」で変更可能。燃費重視の「エコ」、快適性重視の「コンフォート」、スポーツ走行のための「スポーツ」、スポーツよりさらにダイナミックな「スポーツ+」、エンジンやトランスミッションを個別に設定する「インディビジュアル」の5つから選択できる。
外装については、フロントグリルにダイヤモンドグリルとシングルルーバーの専用デザインを採用。また、Eクラスとしては初めて20インチホイールが装着されたほか、ハイグロスブラックパーツを装備したことでスポーティーさが強調されている。一方、内装は専用インテリアトリムが施され、シートにはナッパレザーが用いられる。
■隙のない先進の安全装備を搭載
メルセデス・ベンツの安全運転支援システム「レーダーセーフティーパッケージ」の内容を強化したことで、安全装備はさらに充実した。緊急時のステアリング操作をアシストする「緊急回避補助システム」、側面衝突時の安全性を高める「プリセーフインパルスサイド」、衝突時の衝撃音から乗員の耳を保護する「プリセーフサウンド」などの新機能を追加したほか、ステアリングアシスト機能を強化した「ステアリングパイロット」や、歩行者に加えて、交差点での車両の飛び出しにも対応した「アクティブブレーキアシスト(歩行者/飛び出し検知機能付き)」も備わっている。
左ハンドル仕様のみの設定で、価格は1149万円。
(webCG)