アウディの新型高性能モデル「RS 3セダン」登場

2017.03.28 自動車ニュース webCG 編集部
「アウディRS 3セダン」
「アウディRS 3セダン」拡大

アウディ ジャパンは2017年3月28日、コンパクトセダンの高性能モデル「アウディRS 3セダン」を発表した。同年7月上旬に販売を開始する。

最高出力400psを発生する、「RS 3セダン」の直列5気筒ターボエンジン。
最高出力400psを発生する、「RS 3セダン」の直列5気筒ターボエンジン。拡大
レッドの差し色が目を引く「RS 3セダン」のインテリア。
レッドの差し色が目を引く「RS 3セダン」のインテリア。拡大
フロントシートは、ダイヤモンドパターンのステッチやRSロゴで飾られる。
フロントシートは、ダイヤモンドパターンのステッチやRSロゴで飾られる。拡大
シートの表皮にはファインナッパレザーが採用されている。
シートの表皮にはファインナッパレザーが採用されている。拡大
 
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400psの5気筒エンジンを搭載

RS 3セダンは、2016年9月のパリモーターショーで世界初公開されたハイパフォーマンスモデル。「コンパクトセグメントの中で世界最速の一台に数えられるクルマ」とうたわれる。

そのキモとなるエンジンは、新開発の2.5リッター直5直噴ターボ。最高出力400ps/5800-7000rpmと最大トルク480Nm(48.9kgm)/1700-5850rpmを発生する。トランスミッションは7段AT(Sトロニック)で、駆動方式は4WD。0-100km/hの加速タイムは、欧州仕様車で4.1秒と公表される。

エンジン単体の重量は、アルミ合金製のクランクケースを採用することで、従来型の(鋳鉄製クランクケースを採用した)2.5 TFSIよりも26kg軽量化。インテークマニフォールドと燃焼室の両方に燃料を噴射する「デュアルインジェクション」や、排気バルブの開閉タイミングを可変コントロールする「アウディバルブリフト」がもたらす、優れた燃費性能(欧州ドライビングサイクルで100km/8.3リッター=約12.0km/リッター)もセリングポイントだ。

エクステリアは、専用のシングルフレームグリルやバンパー、19インチホイール、フレア付きのフェンダーなどが特徴。トレッドも「A3セダン」比でフロントが20mm、リアが14mm拡大されている(欧州仕様車の値)。

インテリアについては、ブラックのファインナッパレザーにダイヤモンドパターンのステッチやRSロゴを配したシートを装着。メーターパネル全体が液晶表示となる「アウディバーチャルコックピット」に高機能な専用表示モードが用意されるなど、独自の仕立てとなっている。

MMIナビゲーション、バング&オルフセンのサウンドシステムといったハイエンドのインフォテインメントシステムや、Apple CarPlay とAndroid Autoを含む「アウディスマートフォンインターフェイス」なども標準装備。

アウディプレセンスやアクティブレーンアシスト、サイドアシスト、トラフィックジャムアシスト、リアクロストラフィックアシストといった先進安全装備も搭載される。

価格は785万円。

(webCG)

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