プジョーが最新型「i-Cockpit」の体験会を開催

2017.04.25 自動車ニュース webCG 編集部
「プジョー3008」
「プジョー3008」拡大

プジョー・シトロエン・ジャポンは2017年4月25日、新型「プジョー3008」に備わる「i-Cockpit」のプレス向け体験会を都内で開催した。

「3008」のコックピット周辺部。上端と下端がフラットな小径ステアリングホイールや、それより上にメーターパネルを見るドライビングポジションが特徴。
「3008」のコックピット周辺部。上端と下端がフラットな小径ステアリングホイールや、それより上にメーターパネルを見るドライビングポジションが特徴。拡大
プジョー・シトロエン・ジャポンのクリストフ・プレヴォ社長(写真右)と、ゲストのサイエンス作家・竹内 薫氏。竹内氏は、「初めて乗った瞬間からリラックスできる。人間工学的にもよく考えられています」などと、脳科学の観点から「プジョー3008」を評価した。
プジョー・シトロエン・ジャポンのクリストフ・プレヴォ社長(写真右)と、ゲストのサイエンス作家・竹内 薫氏。竹内氏は、「初めて乗った瞬間からリラックスできる。人間工学的にもよく考えられています」などと、脳科学の観点から「プジョー3008」を評価した。拡大
走行モードの選択画面。左側をタッチすると気分の落ち着く「リラックスモード」に、右側(赤い部分)をタッチすると積極的に運転したくなる「ブーストモード」に、照明や香りを含む室内環境が切り替わる。
走行モードの選択画面。左側をタッチすると気分の落ち着く「リラックスモード」に、右側(赤い部分)をタッチすると積極的に運転したくなる「ブーストモード」に、照明や香りを含む室内環境が切り替わる。拡大
グローブボックス内に装着されるパフューム(香水)のカートリッジ。3つのくぼみのそれぞれに異なる香料が仕込まれており、その使い分けで車内の香りを変化させる。
グローブボックス内に装着されるパフューム(香水)のカートリッジ。3つのくぼみのそれぞれに異なる香料が仕込まれており、その使い分けで車内の香りを変化させる。拡大
東京・赤坂の東京ミッドタウン内に展示された「プジョー3008」。
東京・赤坂の東京ミッドタウン内に展示された「プジョー3008」。拡大

運転のために香りまでチェンジ

プジョーのi-Cockpitとは、12.3インチの液晶画面からなるメーターパネルや、それを小径のステアリングホイールよりも上方に眺めるコックピットの構成、センターコンソールの8インチタッチスクリーンおよびトグルスイッチ、走行特性やライティングなどをドライバーの好みにあわせて調節する機能などを含めた、室内装備の総称である。

そうした装備の一部は他社のクルマにも見られるが、プジョーの場合はさらに、3種類のパフューム(香り)を使い分けるなどして、人間の生理的な感覚に合った運転環境の切り替えを行う点が特徴とされている。

体験会では、プジョー・シトロエン・ジャポン代表取締役のクリストフ・プレヴォ氏もあいさつに立ち、「3008はプジョーのSUV参入を象徴するモデルであり、外観だけでなくインテリアの作りも重要です。ほかのクルマとの違いを存分にアピールしたいと思っています」などと力強くコメントした。

会場にはサイエンス作家の竹内 薫氏も招かれ、i-Cockpitを体験。「ステアリングホイールの上にメーターを見るドライビングポジションは、常に安心感が得られますね。ドライバーが運転環境を積極的にカスタマイズし、情報の受け方をコントロールできるのは、今の時代にふさわしく、好ましいのではないでしょうか」などと、脳科学の観点からi-Cockpitを評価した。

プジョー・シトロエン・ジャポンは今後、i-Cockpitを紹介する一般向けのイベントも予定。東京・赤坂の東京ミッドタウンにおいて、VRスコープや試乗車を使った体験会が2017年5月2日まで行われる。

(webCG 関)

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