「トヨタ・エスクァイア」新デザインで登場
2017.07.03 自動車ニュース![]() |
トヨタ自動車は2017年7月3日、箱型ミニバン「エスクァイア」をマイナーチェンジし、販売を開始した。
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より立体感のあるフロントマスクに
エスクァイアは「トヨタ・ヴォクシー/ノア」と基本設計を共有する5ナンバークラスの箱型ミニバンである。今回の改良では兄弟車とのさらなる差別化を図るべく、各部のデザインが変更されている。
フロントまわりでは全車にBi-Beam LEDヘッドランプ(オートレべリング機能付き)と面発光のLEDクリアランスランプを標準装備としたほか、新たにヘッドランプとフォグランプをつなぐメッキの装飾パーツを採用。より幅広となったフロントグリルについては、メッキバーをセンター部分では太く、サイド部分では細くするとともに、バーの間にシルバーの樹脂を挟むことで立体感を表現している。
また、このフロントマスクに合わせてバックドアガーニッシュの意匠も変更。切削光輝加工にダークグレーメタリック塗装を施した新開発の15インチアルミホイールを全車標準装備とした。ボディーカラーは新規設定色の「アバンギャルドブロンズメタリック」と「ブラッキッシュアゲハガラスフレーク」を含む全7色となっている。
走りや乗り心地に関する改善も図っており、スライドドアにシールを追加することで、遮音性を向上。空力パーツの追加やボディー剛性の向上、ショックアブソーバーの改良なども行っている。
またラインナップについては、新たに最上級グレードの「Gi“プレミアムパッケージ”」を設定。縦基調のキルティングに縦のライン装飾を配した「ブランノーブ」(ヌバック調表皮)と合成皮革のコンビシートが特徴で、LEDコーナリングランプや自動防眩(ぼうげん)インナーミラーも標準装備している。
この他の改良点は以下の通り。
- 助手席シートバックにカップホルダー(2個)付き格納式テーブルを、インストゥルメントパネルのセンターロア部に充電用USB端子(2個)を全車標準装備。
- ハイブリッド全車およびガソリン車の一部に、フタ付きセンターコンソールボックスを標準装備。ボックス背面には充電用USB端子(2個)が備わる。
- クルーズコントロールや、紫外線(UV)を約99%カットし、赤外線(IR)を効率よく遮断するウインドシールドガラスを全車標準装備。
- パワースライドドアを閉める途中でフロントドアハンドルのセンサーに触れると施錠予約ができる機能(スマートロック操作)を採用。
価格は267万5160円から335万8800円。
(webCG)