ボルボ、2019年以降の全モデル電動化を発表

2017.07.05 自動車ニュース webCG 編集部
ボルボの現行ラインナップの一部。写真右から順に、「XC90」「XC60」「V90」「S90」。
ボルボの現行ラインナップの一部。写真右から順に、「XC90」「XC60」「V90」「S90」。拡大

ボルボ・カーズは2017年7月5日(現地時間)、2019年以降に発売されるすべてのボルボ車に電気モーターを搭載するとともに、電動化を将来の事業の中心に据えると宣言した。

今回ボルボが示した、内燃機関を持たない電気自動車のイメージ。
今回ボルボが示した、内燃機関を持たない電気自動車のイメージ。拡大
こちらはプラグインハイブリッド車のイメージ。ベースとなるエンジンは、ガソリンまたはディーゼルが想定されている。
こちらはプラグインハイブリッド車のイメージ。ベースとなるエンジンは、ガソリンまたはディーゼルが想定されている。拡大
マイルドハイブリッド車も、ボルボ電動化の一翼を担う。
マイルドハイブリッド車も、ボルボ電動化の一翼を担う。拡大

同社は今後、ボルボ車の全モデルについて、電気自動車(EV)、ガソリンおよびディーゼルのプラグインハイブリッド車、もしくは48Vのオプションを備えたマイルドハイブリッド車をラインナップ。電動化されたクルマを幅広く提供するという。

2019年から2021年にかけては、5台のEVを発売する。そのうち3台はボルボ車で、2台はポールスターブランドのハイパフォーマンスカーとなる。ポールスターの車両に関する詳しい情報は、後日発表される予定だ。

ボルボ・カーズのホーカン・サムエルソンCEOは、今回の発表に際し、「これは、純粋に内燃機関だけを使って走るクルマの終わりを告げるもの。ボルボ・カーズはかねてより、2025年までに100万台の電動化したボルボ車を販売すると明言してきた。その目標の実現に向けた強い決意の表れであり、道筋を具体的に示すものである」などとコメントした。

同社は製品と事業の双方におけるCO2削減に重点を置いており、2025年までに気候変動に影響しない生産事業を行うことも目標としている。

(webCG)

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