シトロエン、「C3」をフルモデルチェンジ
2017.07.07 自動車ニュース![]() |
プジョー・シトロエン・ジャポンは2017年7月7日、新型「シトロエンC3」を発表し、同日発売した。車両価格は216万円から。
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スマホと連携できる「コネクテッドカム」を搭載
従来のオーソドックスなハッチバックから、クロスオーバースタイルに生まれ変わったシトロエンC3。「C4ピカソ」や「C4カクタス」などと足並みをそろえたユニークなフロントデザインに、ボディーとルーフの色をコーディネートできる「バイトーン」と呼ばれるカラースキーム(上級の「シャイン」グレードに標準設定)、軽い接触からボディー側面を守る「エアバンプ」(ベーシックな「フィール」グレードとシャインの両方に標準設定)など、その外観は個性にあふれている。
ボディーサイズは全長3995×全幅1750×全高1495mmでホイールベースは2535mm。ホイールアーチに沿って設けられたモールがSUVを思わせるが、駆動方式はFFのみ。最低地上高は160mmと、従来型より15mm高められている。
安全装備や運転支援システムが強化されたのも見どころのひとつだ。自動ブレーキの「アクティブセーフティブレーキ」(5~140km/hで作動。80km/h以下では停止車両を、60km/h以下では歩行者も検知する)や、車線逸脱警告システムの「レーンデパーチャーウォーニング」(インジケーターと音で警告する)、「ドライバーアテンションアラート」(車線に対するふらつきを検知して居眠り防止の警告を発する)などが全グレードに標準装備されるほか、シャインには斜め後方の死角に存在する後続車両を超音波センサーで感知してドアミラー内にオレンジ色の警告灯を点灯させる「ブラインドスポットモニター」も標準で備わる。
また、「コネクテッドカム」と呼ばれるカメラも、今回初めて採用された装備だ(シャインに標準装備)。これは16GBのメモリーとGPSを搭載したフルHDカメラで、ルームミラーの基部に搭載されている。前方視界120度の静止画と動画が撮影でき、専用アプリによってスマートフォンと接続し、保存データをSNSでシェアするなど、さまざまな楽しみ方が可能というもの。万が一の衝突時にはドライビングレコーダーとしても機能するようになっている(専用のセンサーが衝撃を感知すると、その30秒前から60秒後までの90秒間、自動的に動画を録画保存する)。
エンジンは1.2リッター直3ガソリンターボ(110ps、205Nm)のみ、トランスミッションは6段ATのみの設定で、ハンドル位置は右。JC08モード燃費は18.7km/リッターと発表されている。デビューを記念して200台の限定車も用意される。
車両価格は以下のとおり。
- C3フィール:216万円
- C3シャイン デビューエディション:226万円 ※200台限定
- C3シャイン:239万円
(webCG)