三菱、新型MPV「エクスパンダー」を世界初公開

2017.08.10 自動車ニュース webCG 編集部
「三菱エクスパンダー」
「三菱エクスパンダー」拡大

三菱自動車は2017年8月10日、第25回インドネシア国際オートショー(会期:2017年8月10日~20日)において、新型のコンパクトクロスオーバーMPV「エクスパンダー」を世界初公開した。

 
三菱、新型MPV「エクスパンダー」を世界初公開の画像拡大
 
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エクスパンダーは、MPVならではの居住性と多用途性、SUVらしいスタイリングと走りを融合させたという、3列7人乗りシートを持つクロスオーバーMPVである。

エクステリアについては、三菱のフロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」を進化させて採用。さらに流麗なルーフラインやリアクオーターピラーの上端を抜いたウィンドウグラフィック、ボディーサイドを貫くキャラクターラインなどにより、従来の小型MPVにはないスタイリングを目指したとされる。

室内空間は、ボディーをワイドにすることで多人数乗車に適したレイアウトを実現している。2列目は6:4に、3列目は5:5にそれぞれ分割して倒すことが可能で、2、3列目をすべて倒すとフルフラットな積載スペースとして使用できる。また、合計16個のドリンクホルダーや、各列にACCソケットが備わるなど、利便性についても考慮されている。

パワーユニットは、静粛性向上などのブラッシュアップが施された1.5リッターMIVECエンジンで、5段MTまたは4段ATが組み合わされる。

また、軽量化を推進した高剛性ボディーと最適化されたサスペンションにより、優れた操縦安定性と快適な乗り心地を両立したという。最低地上高は205mmが確保されており、未舗装路や急なスコールなどにも対応している。

価格は「GLX」の1億8905万ルピア(約156万円、1円=121ルピアで換算)から「アルティメット」の2億4535万ルピア(約202万円)で、インドネシアでは2017年秋に発売、ASEANをはじめとする一部地域では2018年初春にデリバリーが始まる予定。

(webCG)

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