日産、新型「リーフ」の生産をいよいよスタート
2017.09.19 自動車ニュース![]() |
日産自動車は2017年9月19日、神奈川県の同社追浜工場において、新型「リーフ」のラインオフ式を行った。
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発表から約10日で4000台以上を受注
リーフは日産の電気自動車であり、2017年9月に2代目となる新型が発表された。強化されたパワーユニットや最大400kmの走行を可能にしたとされるバッテリー、先進運転支援システム「プロパイロット」の搭載など、全方位的な進化を遂げている。
追浜工場は1961年に稼働を開始し、現在の生産能力は年間約24万台。「ジューク」や「キューブ」「ノート」が生産されており、先代に引き続きリーフの生産も行われる。
ラインオフ式には日産の西川廣人(さいかわひろと)社長兼CEOが登壇し、新型の受注台数が発表から10日ほどで4000台を超えたと発表。同社では新型の月販目標台数を「先代の2~3倍」にあたる2000~3000台(正確な数字は非公表)としており、西川社長は4000台という数字について「予想をはるかに上回るもの」と語った。
式典には追浜工場の従業員約900人が参列。西川社長は彼らに向けて「大きな受注をいただいており、皆さんの負担が増すかもしれませんが、気を引き締めて何とかがんばっていただきたい」とメッセージを送った。
また、会場では2017年8月に日産のグローバルにおける累計生産台数が1億5000万台を突破したことも発表された。1933年に創業し、1972年に1000万台を突破。その後は1977年に2000万台、1990年に5000万台、2006年に1億台と積み上げた。1億5000万台目の生産車は新型リーフだったという。
(webCG)