洗車を極めるためのギア&ガレージ | 静かで高性能の「ケルヒャーK3サイレント ベランダ」

洗車をすると好きなクルマとの距離が縮まる 2017.12.01 Gear Up! 2018 Winter 小川 フミオ 水を使った高圧洗浄機の代名詞といえるケルヒャー。静粛性が高くコンパクトな外寸の「K3サイレント ベランダ」が好評だ。洗車を通して好きなクルマとのつきあいが深くなる優れた道具なのだ。
「ケルヒャーK3サイレント ベランダ」は水冷式静音タイプの高圧洗浄機。耐久性も向上し、3年の長期保証付き(WEBサイトよりユーザー登録が必要)。広い範囲でも使える10mの高圧ホース付き。デッキクリーナーと自吸用ホースのセット品。

ケルヒャーK3サイレント ベランダ
3万5618円(税込)
問い合わせ:ケルヒャージャパン 0120-60-3140

「ケルヒャーK3サイレント ベランダ」は水冷式静音タイプの高圧洗浄機。耐久性も向上し、3年の長期保証付き(WEBサイトよりユーザー登録が必要)。広い範囲でも使える10mの高圧ホース付き。デッキクリーナーと自吸用ホースのセット品。

	ケルヒャーK3サイレント ベランダ
	3万5618円(税込)
	問い合わせ:ケルヒャージャパン 0120-60-3140
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洗車専用のオプションアクセサリーも豊富に用意されているのでより丁寧に汚れを落とすことできる。
洗車専用のオプションアクセサリーも豊富に用意されているのでより丁寧に汚れを落とすことできる。拡大
網戸の掃除というやっかいな作業も高圧洗浄を使えば所要時間は短く、かつ楽しささえ感じられる。
網戸の掃除というやっかいな作業も高圧洗浄を使えば所要時間は短く、かつ楽しささえ感じられる。拡大

プロフェッショナルと同様の作業が自宅でできる

モノが好きな人にとって、いとおしいのは手入れの時間だろう。
最たるものが靴の手入れかもしれない。汚れの落としかたから、何色も塗り込んで世界で一足の微妙な色を持つ自分の靴に仕上げていく楽しみ。

洗車も同様だ。汚れを落とし、磨きあげていく。デザイナーの友人は、それをやっていると面のカーブなど造形の妙に触れることができて仕事の参考になる、と言っていた。たしかに洗車以外にクルマに触れることはめったにないから、クルマ好きにとって貴重な時間といえる。

洗車には、ホテルなどの地下駐車場の一角や、街中で営業しているプロフェッショナルがいる。しかしその人たちが共通して言うのは“最も仕事をやりやすいのはふだん自分で磨いている人のクルマ”だそうだ。

人それぞれクルマの洗車や磨きのポイントがあるという。ふだん手入れされているクルマを見るとそれが分かるから、そこを重点的に手入れしていくことで注文主の満足いく仕上がりになる。つまり自分が満足いく状態にまで磨きあげられたクルマに乗るためには、ふだんの洗車習慣が大事ということだ。

ケルヒャーの高圧洗浄機は洗車にあたって大いなる武器となる。
洗車にはいろいろな段階があるが、まず大事なのは汚れや埃(ほこり)を落とすこと。眼鏡をかけている人は、レンズを拭くときまず水洗いをしなくてはならないとよくご存じだろう。埃を落とすことで傷がつくことを防ぐためだ。クルマについても同じことが言える。ケルヒャーの利点は、高圧で水を噴射することで効率よく確実に塗装面に付着したさまざまなゴミを洗い流せる点だ。プロフェッショナルも高圧洗浄機を使っているので、同様の作業が自宅でできるのである。

表面に凹凸が多い石塀の表面は洗うのが難しくコケが生えてしまうこともあるが高圧噴射なら問題ない。
表面に凹凸が多い石塀の表面は洗うのが難しくコケが生えてしまうこともあるが高圧噴射なら問題ない。拡大
付属の「デッキクリーナー」を使用すれば床面の清掃も楽々とこなせる。
付属の「デッキクリーナー」を使用すれば床面の清掃も楽々とこなせる。拡大

所要時間が短くなり洗車の効率性が向上

ここで紹介する「ケルヒャーK3 サイレント ベランダ」は、さらに静粛性が向上しているとともに、コンパクトで収納性がよくなっていることが特長としてあげられている。とりわけ騒音はモーターを水冷式とし、ゴム製ダンパーや吸音材や遮音性に優れる本体カバーを採用したことで、メーカー調べでは同等製品の約半分の体感音になったとうたわれている。高音成分の多いモーター音が気になっていた人には、これはかなりの福音といえるだろう。

水圧が均一でムラなく噴射できる性能も「K3サイレント ベランダ」の長所だ。つまり作業密度が上がり、所要時間が短く効率性が向上する。そのぶんワックスがけやクローム部分のポリッシュなどに充てられるのだ。耐久性もアップし、メーカーによる保証期間は3年となっている。後顧の憂いなく日常的に使っていられるということだ。

作家の五木寛之がクルマ好きのために書いた「雨の日には車をみがいて」(1988年)はいつ読んでもよい気分になれる短編集だ。そのなかで、雨にあたるとクルマは汚れが目立ちやすくなるから、ことに丹念に磨くのだ、という一節が出てくる。さすがクルマ遍歴の多い作家だけに含蓄に感心する。

好きなクルマと生活するというのは、自分なりに手入れをして楽しむことを意味している。メカニズムやシートをメンテナンスするときにそのクルマを作った人へのリスペクトをおぼえるのと同様、ボディー磨きにはデザイナーや職人とのつながりを感じられるという大いなる魅力がある。ケルヒャーがクルマとの関係を濃密にしてくれるのだ。

(文=小川フミオ)

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