みんなが待ってた注目車種の名前も!
2018年発売予定のニューモデルを予測する
2018.01.10
デイリーコラム
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新年あけましておめでとうございます。ということで、編集部から「2018年に登場予定のニューモデル」というお題を頂戴いたしました。個人的には『webCG』がスクープネタなどをやるというイメージがあまりなかったのですが、2017年の東京モーターショーや日々の取材の中から注目すべき車種をピックアップしてみました。
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TNGAがカギを握るトヨタ
まずはトヨタでしょう。トヨタのニューモデルの場合は、バックグラウンドに「TNGA」へのスイッチというキーワードがあります。2016年の現行型「プリウス」から採用された、トヨタの新しいアーキテクチャーであるTNGAですが、その後「C-HR」「プリウスPHV」に、そしてパワートレインも含めたいわゆる「フルTNGA」モデルとして「カムリ」にも採用されてきました。逆にまだこれだけの車種しかないのか? という思いもあるのですが、TNGA化はフルモデルチェンジのタイミングでしか行えませんので、当然今年出てくるニューモデルのほとんどがTNGAの考えに基づいて開発されています。
その中でもまず注目すべきは「クラウン」でしょう。東京モーターショー(TMS)2017でコンセプトモデルが展示されていましたが、基本ディテールはほぼこれで確定です。ポイントは「レクサスLS/LC」に採用されている「GA-L」プラットフォーム(TNGAのレクサス版)をクラウン用にリサイズして搭載すること。2003年発売の12代目“ゼロクラウン”以降、プラットフォームをキャリーオーバーしてきたクラウンですが、TNGA化の流れに乗ってついにプラットフォームを刷新します。日本専用車種であるクラウンですが、ライバルは日本市場を席巻!? する輸入プレミアムセダン群、トヨタ自慢のテレマティクス機能である「T-Connect」にも新しいアプローチを取り入れてくるはずです。発売は“諸説あり”ですが、これまで年末年始に発売してきたタイミングではなく、お盆休み明けの8月後半と見ています。
3ナンバー化もうわさされる「カローラ」
次に重要な車種は「カローラアクシオ/フィールダー」、そして「オーリス」です。クラウンとともに日本の国民車として長い歴史を持つカローラですが、こちらもTNGA化による基本性能の大幅な向上、さらにデザイン面でも“攻め”の姿勢が強調されるという情報があります。オーリスは欧州などでも販売され一定の人気を保っていますが、TNGA化によってカローラとの基本コンポーネンツの共有化が予想されます。グローバルモデルと一本化されることで、新型カローラはひょっとしたら3ナンバーになるのではないか、という情報があるわけです。ただ“日本の道を知っている”カローラが5ナンバーサイズに収まらないと、これまでのユーザー(年齢層が高い)からは不満が出るかもしれません。ちなみに今後、TNGA化されるニューモデルの先進安全装備はほぼすべて「Toyota Safety Sense P」、もしくはそれに準じた機能を持つことになります。現行車種に搭載されている「Toyota Safety Sense C」は現在の先進安全装備のスタンダードから考えると物足りない印象ですが、そこは構造的にも改良しきれなかったという現実があるようです。その点でもこれまで他社より少し劣って見えた先進安全装備も充実してくることは間違いないでしょう。
この他にもTMSに出展された「センチュリー」、そしてかねてよりうわさされている次期型「スープラ」は、早ければ秋にも日本に導入される可能性が高く大注目といえます。BMWの「Z4」とプラットフォームを共有するスープラですが、事前情報がこれほど少ないクルマも最近では珍しいです。また、小ネタとしてスープラという車名が使われない可能性があるという情報もあります。さてどうなりますやら・・・・・・。
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「三菱エクリプス クロス」は新風を巻き起こせるか
すでに価格も発表され、予約が始まった三菱の新型クロスオーバーSUV「エクリプス クロス」は3月に発売が決まっています。ダウンサイジングターボはもちろんですが、これまで三菱が培ってきた「S-AWC」に代表されるAWD技術を進化させて最新仕様になっている点や、カラーヘッドアップディスプレイやコネクティビティーの領域でも新しい提案が盛りだくさん、国内でも人気の高いクロスオーバーSUV市場に新風を巻き起こせるか、期待しております。
TMSで「次期型登場!」といわれながら、もはや“都市伝説”の域に入った感さえある新型「スズキ・ジムニー」ですが、現行モデルが登場したのが1998年、つまり今年は20年目の節目ということもあり、やはりこのタイミングでフルモデルチェンジの可能性が高まってきています。細部の改良は行ってきたとはいえ、さすがに20年前にリリースされたモデルゆえ、現在のスズキの持つ技術を活用すれば、ネックといわれていた燃費性能などは劇的に進化するはず。それよりもうわさになっていた「次期型ジムニーはラダーフレームを廃止」という情報ですが、これに関しては心配しなくていいと思います。なぜならジムニーは国内だけでなく、海外でもノックダウン&現地生産により、数多くのバリエーションが世界中で走っています。ジムニーの魅力はその低価格にもありますが、丈夫なラダーフレームのニーズは必ずあります。発売はウインターシーズンに入る前、つまり10月頃が濃厚です。
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「スバル・フォレスター」はテレマティクス機能を搭載
現行モデルの登場が2012年11月だったこともあり、この秋に6年ぶりのモデルチェンジが予想されているのが「スバル・フォレスター」。新型「インプレッサ」から採用されたSGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)はもちろんですが、新型で注目されるのは“電動化”と“知能化”と見ています。これまでスバルのハイブリッド車は先代の「XV」のみでしたが、AWD車とはいえ他社に比べると環境性能でやや劣っていた点は否めません。昨年そのXVはフルモデルチェンジを行っていますが、ハイブリッド化はフォレスターが先になりそうです。トヨタとの関係も気になるところですが、プラグインハイブリッド車になるといううわさもあります。そして知能化に関しても将来の自動運転を見据えた、アイサイトの進化版の採用、さらにハイブリッドシステムとの連携によるテレマティクス機能なども採用される可能性が高いようです。スバルはこのモデルから一気に新しいステージに突入するはず。その点でもフォレスターは本当に目が離せないのです。
この他にも「ホンダCR-V」がフルモデルチェンジして4月以降に登場、すでにTMSでも展示されていましたが、「アコード」や「ステップワゴン スパーダ」と同様の2モーター式のハイブリッドシステム「i-MMD」を採用することも決まっています。輸入車に関してもBMWがコンパクトSUVの「X2」を、メルセデス・ベンツは新型「Aクラス」の投入を予定しているという情報もあります。個人的にはクロスオーバー系も好きなのですが、スポーツカーの奮起にも期待したいところ。いずれにせよ2018年は豊作! を祈っております。
(文=高山正寛/編集=藤沢 勝)
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高山 正寛
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