BMWグループが2018年の新規導入車種を予告

2018.01.15 自動車ニュース
プレゼンテーションを行った、BMWジャパンのペーター・クロンシュナーブル代表取締役社長。この日に予告した車種以外にも、多くの限定車などを導入していくと語った。
プレゼンテーションを行った、BMWジャパンのペーター・クロンシュナーブル代表取締役社長。この日に予告した車種以外にも、多くの限定車などを導入していくと語った。拡大

BMWジャパンは2018年1月15日、BMWグループ新春記者発表会を実施し、2017年の販売実績を総括するとともに、2018年の展望を明らかにした。

2018年に導入されることが予告された「BMW X2」(写真左)と、「MINI 3ドア」の改良モデル。
2018年に導入されることが予告された「BMW X2」(写真左)と、「MINI 3ドア」の改良モデル。拡大
新春記者発表会では、電気自動車「BMW i3」のマイナーチェンジモデルも発表された。
新春記者発表会では、電気自動車「BMW i3」のマイナーチェンジモデルも発表された。拡大

輸入車販売ランキングのトップ10に6台がランクイン

日本におけるBMWグループ全体の2017年の販売は、好調の一語に尽きる。対前年比3.8%増となる7万7954台を記録し、グループとして9年連続で過去最高記録を更新するとともに、自動車インポーターとして、9年連続で販売台数首位を守った。

ブランド別の内訳をみていくと、主力であるBMWは3年連続で伸びを見せ、過去最高となる5万2527台を販売。MINIも8年連続で販売台数を更新し、こちらも過去最高となる2万5427台を販売した。さらに二輪のBMWモトラッドも、過去最高となる5230台を販売し、グループ全体の販売増に貢献している。その好調ぶりを証明するかのように、日本自動車輸入組合が発表した2017年の外国メーカー車モデル別新規登録台数において、首位を獲得した「MINI」シリーズをはじめ、5位の「BMW 3シリーズ」や7位の「BMW 2シリーズ」など、トップ10内を全6台のBMWグループ車が占めることとなった。

この好調の原動力となったのは、やはり主力モデルのフルモデルチェンジによる新車効果だろう。BMWブランドからは「5シリーズ」と「X3」の新型を発売。MINIブランドでは、市場で人気の高いクロスオーバーモデルの「MINIクロスオーバー」をフルモデルチェンジしている。このほかにも、「BMW 2シリーズ アクティブツアラー/グランツアラー」に4WD仕様を、フラッグシップセダン「7シリーズ」にクリーンディーゼル車を追加するなど、市場のニーズをくみ取ったモデルの設定も成果につながったとBMWジャパンでは分析する。しかし、その成功の背景には商品強化だけでなく、各モデルの魅力を多くの人に知ってもらうため、「BMWモータースポーツフェスティバル」などのユーザー参加型の大型イベントを開催するなど、PR活動にも力を入れたことがあるという。

BMWジャパンのペーター・クロンシュナーブル代表取締役社長は、2018年も過去最高の販売台数を更新し、10年連続のトップを目指すことを明言。マイナーチェンジ型の「BMW i3」投入を皮切りに、本年も続々と新型車を投入していく計画を発表し、今春のMINI 3ドアおよび5ドア、「コンバーチブル」の改良モデルをはじめ、新型SUVの「BMW X2」、PHEVのスーパースポーツ「i8クーペ」の改良型、そのオープンモデルである「i8ロードスター」の導入を予告した。

看板車種のフルモデルチェンジが相次いだ2017年とは異なり、2018年の新型車は現状ではX2のみで、既存モデルのアップデートが中心となる。積極的に投入している電動化モデルを中心に、既存モデルの魅力をアピールしていくことが、記録達成へのカギとなりそうだ。

(文と写真=大音安弘)

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