「レンジローバー スポーツ」仕様変更 高性能な「SVR」は575psに
2018.04.27 自動車ニュース![]() |
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2018年4月27日、プレミアムスポーツSUV「ランドローバー・レンジローバー スポーツ」の2018年モデルについて概要を発表し、同日、受注を開始した。
「SVR」はさらにパワーアップ
レンジローバー スポーツの2018年モデルでは、フロントグリル、前後バンパー、ヘッドライト、リアスポイラーなどのエクステリアデザインが変更され、精悍(せいかん)さとスポーティーさが強調された。
一方インテリアは、カットダイヤモンドパターンを施したセミアニリンレザーシートや新たに導入したアッパーグローブボックスで、より快適な車内環境を実現。スペシャルビークルオペレーションズ(SVO)が設計・開発したハイパフォーマンスモデル「レンジローバー スポーツSVR」については、最高出力を550psから575psまで引き上げた上で、特別仕立てのサスペンションを装着した。
そのほか、インフォテインメントシステム「Touch Pro Duo」や、離れた場所から空調の操作などが可能となる「リモートプレミアム」が標準で備わるほか、主要データ(速度、ギアポジション、カーナビゲーションの指示、オフロード情報など)をフロントガラス上に表示するヘッドアップディスプレイや、簡単な手の操作でパノラミックサンルーフのブラインド開閉が可能な「ジェスチャールーフブラインド」が新たにオプション設定された。
レンジローバー スポーツ2018年モデルの変更点や特徴は、以下の通り。
- V型6気筒スーパーチャージドガソリンエンジン(340ps/450Nm、380ps/450Nm)、出力アップしたV型8気筒スーパーチャージドガソリンエンジン(525ps/625Nm、575ps/700Nm)、V型6気筒ターボチャージドディーゼルエンジン(258ps/600Nm)をラインナップ
- レンジローバー スポーツSVRの最高出力を575psにまで向上
- カーボン素材をぜいたくに使用した「SVRカーボンファイバーエクステリアパック」を新設定
- フロントグリル、ボンネット、フェンダーベント、前後バンパー、前後LEDライト、リアスポイラー、エキゾーストパイプを一新し、精悍でよりスポーティーなデザインに
- トリムフィニッシャーとカラーラインナップを拡充
- Touch Pro Duo、イオン空気洗浄テクノロジー、ヘッドアップディスプレイ、急速冷蔵機能付きセンターコンソールボックス、ジェスチャールーフブラインド、クリアイグジットモニターなどにより利便性を向上
- 電子制御エアサスペンションを標準装備(SVRはスポーツサスペンションを標準装備)
- 後部座席の乗員が降車のためにドアを開ける際、他車両の接近を検知し注意を促す機能を搭載
- 5つのモードから選択できるテレインレスポンスに「エコ」モードを新たに追加
ラインナップと価格は、以下のとおり。
【ガソリン車】
- SE(3リッター/340ps):873万円
- HSE(3リッター/340ps):1023万円
- オートバイオグラフィー ダイナミック(3リッター/380ps):1238万円
- オートバイオグラフィー ダイナミック(5リッター/525ps):1444万円
- SVR(5リッター/575ps):1681万円
【ディーゼル車】
- SE(3リッター/258ps):908万円
- HSE(3リッター/258ps):1053万円
- HSEダイナミック(3リッター/258ps):1111万円
(webCG)
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