メルセデス、六本木にブランド発信拠点オープン
2011.07.14 自動車ニュース六本木にブランド発信拠点「メルセデス・ベンツ コネクション」オープン
メルセデス・ベンツ日本は、東京・六本木に、カフェやレストランなどの機能を備えたブランド発信拠点「メルセデス・ベンツ コネクション」を2011年7月16日にオープンする。
■人とクルマの新たなつながりを提案
六本木エリアの人気スポットのひとつ、東京ミッドタウンの向かいに「メルセデス・ベンツ コネクション」がオープンする。黒い壁の2階建てビルは、1階がカフェ、2階がレストランというつくりで、自動車メーカーのアンテナショップという趣はない。ここは「多くの方が気軽にメルセデス・ベンツを感じられるような雰囲気」を目指して企画された施設。
「ショールームにカフェがある、といった雰囲気ではなく、レストランやカフェにクルマもある。そんな空間にしたかった」とメルセデス・ベンツ日本 上野金太郎副社長が語る通り、主役はあくまでカフェ&レストランなのだ。そんなメルセデス・ベンツ コネクションは2012年12月まで18カ月の期間限定で営業される。
カフェおよびレストランは、トランジットジェネラルオフィス 中村貞裕氏のプロデュースによるもの。朝7時からオープンする1階の「DOWNSTAIRS COFFEE(ダウンステアーズ・コーヒー)」は、ミルクの注ぎのみでラテアートを完成させる技術を持ち、2008年にアメリカで開催された"ラテアートチャンピオンシップ08シアトル大会"にて歴代最高スコアでアジア人初チャンピオンとなった経験をもつ澤田洋史氏が、「究極のカフェラテ、エスプレッソが楽しめます」と胸をはる本格カフェ。夜は21時まで営業している。
2階の「UPSTAIRS(アップステアーズ)」は、「AWkitchen」や「やさい家めい」などを展開するイートウォークの代表 渡邉明氏の監修による、"美と健康"をコンセプトとした料理が楽しめる。11時から15時までのランチタイムには、ビュッフェ形式のランチが、15時から18時のティータイムには本格的なアフターヌーンティーや野菜を使ったスコーンなどが提供される。18時からのディナーは、タパスをフリーで提供するアペリティーボ(食前酒)スタイルに変貌。スタッフがフィンガーフードを持ち回り、華やかなディナータイムを演出する。クローズは、平日が22時まで、金・土・祝日までは翌4時までとなっている。
メルセデス・ベンツ コネクションでは、もちろん展示車に触れたり、情報収集することも可能。最新モデルのほか、日本未発表モデルなどが飾られることもあり、グランドオープン時には日本初公開となる「コンセプトAクラス」や、ドイツのラシュタット工場のインターン生により製作された「B55」といった、非常に希少なモデルが展示される。これら2台は、2011年7月16日から20日までの期間限定展示となる。
メルセデス・ベンツ日本のニコラス・スピークス社長は、「カフェやレストランを中心としたブランド発信拠点というのは、世界的に見ても類を見ない試みとなります。メルセデス・ベンツ コネクションは、文字どおり、メルセデス・ベンツというブランドが人々とどのようなつながりを持つか、そのひとつのアイデアをかたちにしたものです。さまざまな方々に、ぜひ家族や友達と一緒に気軽に来ていただきたいと思っています」とコメントした。
(webCG 曽宮)