日産、中国で電気自動車版「シルフィ」の生産を開始
2018.08.27 自動車ニュース日産自動車の中国における合弁会社、東風汽車有限公司(DFL)の乗用車部門である東風日産乗用車公司(東風日産)は2018年8月27日、日産ブランドとして初めて中国市場に投入する電気自動車(EV)「シルフィ ゼロ・エミッション」の生産を開始したと発表した。
シルフィ ゼロ・エミッションは、中国市場で最も多く販売されている日産ブランドのセダン「シルフィ」に、EV「リーフ」の技術を織り込み開発されたモデルだ。
日産自動車の西川廣人CEOは、同日行われたシルフィ ゼロ・エミッションのラインオフセレモニーで、「中国市場での成長は、日産の中期計画『NISSAN M.O.V.E to 2022』の中でも、大変大きなミッション、目標です。中国は既に世界最大の市場ですが、規模だけでなく、EVやコネクテッドといった新技術の面でも、非常に早いペースで進化が始まり、特にEVの普及・拡大において、今後、世界をリードしていくとみています。 本日オフラインしたシルフィ ゼロ・エミッションは、その中国で初めての日産ブランドのEVとして、EV市場のメインプレーヤーとなり、中国市場で日産インテリジェントモビリティー戦略のけん引車となる、という大きな役割を担うことになります。」と述べ、さらに、「今後2019年度までに、インフィニティやベヌーシア、東風ブランド含め、新型EV 5車種の投入を予定しており、中国のさまざまなお客さまへ、積極的に、魅力あるEVをご提供していきます」と語った。
(webCG)
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