第570回:【Movie】食あり、運あり、恋もあり!
アバルトファンによる“学園祭”の様子をリポート

2018.09.07 マッキナ あらモーダ!

世界遺産の絶景とふれあいを求めて

長い夏もそろそろ終わり。今回はその思い出として、本場イタリアのアバルトファンたちによるミーティングの模様をお届けする。

アバルトクラブ・クーネオは、フェイスブックを介したファンの交流をきっかけに、2011年に設立された。2016年にメーカー公認クラブに昇格。2017年には会員数150人を達成した。

彼らにとって恒例の大イベントはトリノの南東77km、コスティリオーレ・ダスティを舞台とした「夏のミーティング」である。アバルトオーナーなら会員以外も参加大歓迎。世界遺産エリアも含まれる絶景ドライブと仲間たちの再会を楽しみに、毎回各地から常連が押し寄せる。

ご覧いただくのは2018年7月22日に開催された第5回の模様である。

アバルト系のイベントとしては、メーカー主催のサーキット走行会「アバルトデイ」がある。いっぽう今回のクラブイベントは、ドライブはもちろん、みんなで食べて、アトラクションに興じ、カップルで盛り上がる。アバルトデイを学校主催の運動会に例えるならば、こちらはさながら学生主体の学園祭だ。

それでは、エキゾーストの快音と彼らの陽気な歓声をお楽しみいただこう。

(文と写真=大矢アキオ<Akio Lorenzo OYA>/編集=藤沢 勝)

(撮影と編集=大矢アキオ<Akio Lorenzo OYA>)

アバルトクラブ・クーネオが主催した第5回ミーティングには、160台・300人が参加した。2018年は申し込み殺到で早期に締め切ったため、次回は参加可能枠を増やす予定だとか。
アバルトクラブ・クーネオが主催した第5回ミーティングには、160台・300人が参加した。2018年は申し込み殺到で早期に締め切ったため、次回は参加可能枠を増やす予定だとか。拡大
ベースとなったコスティリオーネ・ダスティの旧市街。アスティワインの産地として知られる。
ベースとなったコスティリオーネ・ダスティの旧市街。アスティワインの産地として知られる。拡大
今では地元自治体も後援に名を連ねている。「交通法規を無視した参加者は、会費の返却なく即退場」という厳格なルールも。
今では地元自治体も後援に名を連ねている。「交通法規を無視した参加者は、会費の返却なく即退場」という厳格なルールも。拡大
イタリアにおけるお祭りの慣習にしたがい、ランチは3時間半におよぶフルコース。プラ皿ながら、郷土料理のタルタルも。
イタリアにおけるお祭りの慣習にしたがい、ランチは3時間半におよぶフルコース。プラ皿ながら、郷土料理のタルタルも。拡大
福引券を40ユーロ分も買い込んだ参加者ガブリエレ君(左)。彼女(右)がその経過を心配げに見守る。テーブルがぬれているのは、友達がふざけて水をかけたため。愛車をプリントしたTシャツに並々ならぬパッションを感じる。
福引券を40ユーロ分も買い込んだ参加者ガブリエレ君(左)。彼女(右)がその経過を心配げに見守る。テーブルがぬれているのは、友達がふざけて水をかけたため。愛車をプリントしたTシャツに並々ならぬパッションを感じる。拡大
他州の公認アバルトクラブからの参加者も多数。
他州の公認アバルトクラブからの参加者も多数。拡大
大矢 アキオ

大矢 アキオ

コラムニスト。国立音楽大学ヴァイオリン専攻卒にして、二玄社『SUPER CG』元編集記者、そしてイタリア在住21年と脈絡なき人生を歩んできたものの、おかげで妙に顔が広い。今日、日本を代表するイタリア文化コメンテーターとして執筆活動に携わると共に、NHKラジオフランス語テキストでも活躍中。10年以上にわたるNHK『ラジオ深夜便』レギュラーリポーター、FM横浜『ザ・モーターウィークリー』季節ゲストなど、ラジオでも奮闘している。『Hotするイタリア』『イタリア発シアワセの秘密 ― 笑って! 愛して! トスカーナの平日』(ともに二玄社)、『カンティーナを巡る冒険旅行』『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(ともに光人社)、電子書籍『イタリア式クルマ生活術』(NRMパブリッシング)など数々の著書・訳書あり。

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