ポルシェ718ケイマンGTS(前編)

2018.09.20 谷口信輝の新車試乗 ポルシェのミドシップスポーツカー「718ケイマンGTS」に、谷口信輝が試乗。パワフルな4気筒エンジンやスポーティーなシャシーがもたらすその走りを、プロのレーシングドライバーはどう評価する?

プロフェッショナルもビックリ

今回、われらが谷口信輝に試乗してもらったのは「ポルシェ718ケイマンGTS」である。

現在のところポルシェ唯一のミドシップラインである「718ケイマン/ボクスター」が発売されたのは2016年のこと。それまでの水平対向6気筒自然吸気エンジンを同じ水平対向の4気筒ターボエンジンに置き換えた「718」は、従来の「ケイマン/ボクスター」を上回るパフォーマンスと環境性能を両立させたことで注目を集めているモデル。中でも「GTS」は、「718ケイマンS」を15psしのぐ365psのパワーユニットやよりスポーティーなシャシーが与えられるとともに豊富な装備を盛り込んだことで知られる人気グレードだ。

そんな718ケイマンGTSの試乗をいつものワインディングロードで終えたばかりの谷口に「どうでしたか?」と問いかけてみたところ、私が「……したか?」と言い終わるより早く谷口が「欲しい! これ、すごくいいですよね。バツグンにいい!」と畳みかけてきたのは、長年続けてきたこの連載でも異例中の異例というべき出来事だった。

718ケイマンGTSのどこが谷口の心を引きつけたのか? 私がそう尋ねると、谷口は「まさかオオタニさんは、718になにか文句があるわけじゃないですよね(笑)? このクルマは本当にすごいですよ。まるでスーパーカーじゃないですか」と興奮気味に答えたのである。

まあ、気持ちはわかるが、もう少し具体的に説明してもらわないと読者にその本当のすごさが伝わらない。そこで彼に「一番すごいと思ったところはどこですか?」と質問してみると、谷口は次のように語り始めたのである。

 
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ポルシェ718ケイマンGTS
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4385×1800×1286mm/ホイールベース:2475mm/車重:1430kg/駆動方式:MR/エンジン:2.5リッター水平対向4 DOHC 16バルブ ターボ/ トランスミッション:7段AT/最高出力:365ps(269kW)/6500rpm/最大トルク:430Nm(43.8kgm)/1900-5000rpm/タイヤ:(前)235/35ZR20 92Y/(後)265/35ZR20 99Y(ミシュラン・パイロットスポーツ4S)/ 燃費:8.2リッター/100km(約12.2km/リッター、NEDC複合モード)/ 価格:1053万2000円
ポルシェ718ケイマンGTS
	ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4385×1800×1286mm/ホイールベース:2475mm/車重:1430kg/駆動方式:MR/エンジン:2.5リッター水平対向4 DOHC 16バルブ ターボ/ トランスミッション:7段AT/最高出力:365ps(269kW)/6500rpm/最大トルク:430Nm(43.8kgm)/1900-5000rpm/タイヤ:(前)235/35ZR20 92Y/(後)265/35ZR20 99Y(ミシュラン・パイロットスポーツ4S)/ 燃費:8.2リッター/100km(約12.2km/リッター、NEDC複合モード)/ 価格:1053万2000円拡大

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