「ルノー・トゥインゴ ゴルディーニR.S.」発売

2011.06.23 自動車ニュース webCG 編集部

「ルノー・トゥインゴ ゴルディーニ ルノー・スポール」発売

ルノー・ジャポンは2011年6月23日、コンパクトカー「トゥインゴ」のスポーティモデル「トゥインゴ ゴルディーニ ルノー・スポール」(以下、ゴルディーニR.S.)を発売した。

今回の「トゥインゴ ゴルディーニR.S.」は、正式にカタログモデルとしてラインナップに加わった、「トゥインゴ」の最上級グレードだ。その名称は、ルノーのモータースポーツ史の一時代を築いたエンジンチューナー、アメデ・ゴルディーニに由来する。
「ゴルディーニ」を冠したモデルとしては、2010年10月に「ルーテシア ゴルディーニR.S.」が30台限定で発売され、即日完売となった。一方「トゥインゴ」には、以前カタログモデルとして「トゥインゴR.S.」があったが、こちらはすでに在庫のみの販売となっている。

「トゥインゴ ゴルディーニR.S.」のボディカラーはかつての「R8ゴルディーニ」にならい、ブルーにホワイトのストライプが2本入った専用色。ホイールの内側は青く、フロントフォグランプ周りやリアスポイラー、ドアミラーカバーなどは白くペイントされる。
インテリアでは、ステアリングコラムに据えられたタコメーターやレザーシート、ステアリングホイール、シフトブーツなどにブルーのカラーリングが施され、各所に「GORDINI」ロゴも配される。

ボンネット下に収まる1.6リッター直4エンジンは、最高出力134ps/6750rpm、最大トルク16.3kgm/4400rpmを発生。これはトゥインゴR.S.と同じユニットとなる。トランスミッションは5段マニュアルが組み合わされる。

足まわりで注目すべきは、シャシーのチューニングだ。先のトゥインゴR.S.が走行性能優先の「シャシーカップ」だったのに対し、今モデルは「シャシースポール」を採用。乗り心地と走行性能のバランスがとれたチューニングになっているという。
ブレーキはエンジンパワーの増加にともない、上級車種譲りの強化品に変更されている。

価格は245万円。ハンドル位置は左のみとなる。

(webCG 本諏訪)

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